« September 2008 | Main | November 2008 »

桃栗3年 柿8年/ マーニャのインド舞踊もまた…

 Rimg0187写真左:昨秋、京都の黒谷永運院にて。踊りの出番を待つ間に、みなをパシャリ。
 Rimg0192写真右:ポジションを確認するシャクティ

踊りはじめて、ウン10年。 
ようやく人前で踊るのも恥ずかしくなくなった。

と思ったら、あれあれ、腰から左足の神経系が、ビリビリ~グキグキ~ときしみ音をあげ、脊髄の根幹あたりが、ドンツードンツーと、にぶいモールス信号を発し、その存在を主張するようになった。3年前のことである。

となると、ふだんは隠しているビビリ虫が、時折、顔をだし弱音を吐く。
「やっぱ、あんた年なんだよ…」
「まーにゃ、なんて誤魔化したってダメさ。ほら、誰かがいってたじゃない! マーニャではなく、婆ニャだって…!!」

いやはや、このビビリ虫の好物は、人の弱み。

だけど、不思議。
弱気になると、からだも萎縮しちゃう感じ。 ま、これはわたしの今までの体験に照らした見解だけど、ね。

で、この数年、骨盤内に二の足が固定されたようで、開脚しようにも、お上品に閉じてしまう。
しかも、左と右のひざを内側に合わせようとすると、上体が左のほうに傾いてしまう…。トホホホ

******
シャクティの門をたたいて、はや桃栗の年月も、柿の歳月も超えた。
といっても、育ち方、熟成の仕方は人それぞれ、わたしの場合は、このあたりから、基礎がようやくできたということかな。

そうそう、まだまだ。年だからといって、自分の可能性に、枠をはりめぐらすことはないよね。
ほかの人が、あの人あの程度よ、と思うのは別だけど。少なくとも自分くらいは、まだまだやれると思わなくちゃ…。


*****マーニャ の おまじない*****

>裸足になる。 そして「はだし はだし」とつぶやいてみる。 寒いときでもつぶやく。

>とりあえず、歩く。まずは家の中を。気が向いたら、ドアを開け階段をおり、さらに気が向いたら、戸外に出る。

>そして、空をみあげて、思いきり深呼吸。 ぷは~。

>空色が身にしみて、悲しい思いに満たされたら泣く。 でも、あまり泣くと疲れるから、無理やりにでも笑顔をつくる。 いひひ、あひあひ、ではダメ。やはり、あははは、がいい。

>そして、ともかく寝る。 眠りが浅いときでも、眠れそうにないときでも、目をとじる。グゴグゴ~、ガガガ~

>そしてそして、「まーにゃ、まーにゃ」とつぶやく。

 どう!? 心も体も、きっと軽くなるよ!
ーーーでも、もしこれで、気が重くなったらゴメン!!! ゴッド姉ちゃんの歌じゃないけど、笑ってゆるして


靴ぬぎし爪先あげて空翔(かけ)る (笑子)
 
Rimg0121
写真:両足をきれいに開いて眠る タイガ  

もつべきものは、友達なのです。

 リンク: イヌが子ザルの父親に立候補!―河南省焦作市 - 速報 ニュース:@nifty.080912_09270001 Rimg0251
ね、次の項目は「め」だから、「もつべきものは友達」って、かきなさい。
「まーにゃ」なんてごまかさないで!
クミコはんはスタジオの階段をのぼりながら、ピシリといった。

先日、めだかの学校パート1で、メダカとカエルを、ごっちゃにして書いたら、即座に訂正メールを入れてくれたお方である。
「いやいや、ホンマにその通り」 穴があったら入りたい。
あなたのようなよき友達に、ずいぶん助けてもらってます…。とほほ…。

と、そんなことを考えながら、ニフティのHpを開けたら、冒頭のニュースがまっさきに飛び込んできた。
  ――中国の公園にあるサル山で、母親をなくした子ザルが、ほかのサルから虐待を受け、見かねたスタッフが警護に犬をサル山に入れたところ、そのワンちゃんはしっかり任務を遂行し、子ザルをおんぶし、守っているという。――とかなんとか、そんなことがかかれてた。

この場合、友達というより、保護者という感じだけれど。ふ~む、もつべきものは「犬猿の仲」かな!?

われらのタイガーくんは、シャクティいわく、「インディペンデント・キャット」。
まさに独立精神旺盛で、鏡のなかの己が姿をみつめ、手と手をあわせている。(冒頭の写真)
まさに、ひとり(1匹)で、「もちつもたれつ」のような…。
これまたいい感じ。
 → ちなみに、目のまわりがくろいワンちゃんの写真だけど、今年7月、アヴィニョンの紳士服店でであったアイドル犬です。カワイイでしょ!!

めだかの学校 パート3 豚もおだてりゃ木にのぼる!?


「ね、わたしたち、誰もが、その気になれば、できるんだよ! 踊れるんだよ!」
「宇宙のエッセンスって、わたしたちの中にあるんや。だから、自分をもう少しプッシュして、枠の中に閉じ込めないで!」
「世界は広い! 愉しいよ~。いろんな人がいはってナ。踊りがあれば、そのエネルギーを通して交流できる。ね、みなで一緒にいこ!」

30年ほど前のこと、ニューヨーク帰りのShakti(以下シャクティはん)は、バティックに包んだEカップの胸をふわふわと揺らしながら、京都なまりのあやしげな日本語で、舞踊暦0年のものにも話しかけた。

「と、とんでもない!」  ;:゙;`(゚∀゚)`;:゙
だって、シャクティはん、
「レイコは踊るとエレガントじゃなくなるね」と、当時、アシスタントをしていたノブコさんにつぶやいてたじゃない! 
あれから、くそくそと(言葉が下品で失礼!)、練習に励んだんだからね。

★゜・。。・゜゜・。。・゜☆゜・。。・゜゜・。。・゜
ところが、何年か経つうちに、シャクティはんと同じ舞台に立つことになってしまった。
初舞台の演目は「サロメ」。次は「卑弥呼」。
こともあろうに、歴史に名だたる女性ばかり。 ヘ(゚∀゚ヘ)アヒャ

コロス(群舞)に人数が必要だっただろうし、舞台にかかる費用も半端じゃないだろうし…、ま、諸々の事情を加味した上で、シャクティはんわたしにも声をかけたんだと思う。
決して、踊りがうまくなったからじゃない。 
わかってたんだけど、「レイコはアタマがいいよ!どう!? 一緒に踊ろ!」と、満面の笑顔で声をかけられたとき、「ウン」とうなづいてた。 アレレレ!? の状態である。

ちょうど、なににエネルギーをつかっていいのかわからず、自分をもてあまし気味だったからかな…。いや、それより、アタマがいいなんて、それまでの人生で聞いたことがない言葉に、思わず、くらくら~としたのかも。

.。.:**:.。..。.:**:.。..。.:**:.。..。.:**:.。.
それにしてもシャクティはん、人をみて、ほめたりけなしたりしながら、人をその気にさせる。魔法のようなテクをもっているような気がする。

そうそう、ユウコやクミコと、いつも話していたっけ。
「豚もおだてりゃ、木にのぼる、だね。うまいんだよ、わたしたちをおだてるのが」と。

いまも、「一緒に踊ろ!」といわれたら、また木にのぼっているわたしたちである。

****マーニャ「まーにゃ」で考える*****

幼い頃、きものをきて「あかいべべきた かわいい金魚」を踊った。
それが、数少ない踊りの思い出。
とても楽しかったことを覚えている。
あとは、小学校でみなで輪になって踊ったオクラホマミキサ(う!?、題名ちがうかも)。
男子と手をつないで踊り、つぎつぎと相手をかえる、あれ。
好きな子のとこにいくと、ドキドキ(!?)する、あれ。
たったそれだけの「踊り遍歴」なのに、なぜかな…。
英国から「スピリッツ・オブ・ザフリンジ」「日本賞」
ニューズウィーク日本版(05年10月)で「世界に誇る日本人100人」に選ばれたシャクティはんの、生徒になっちゃった。(*この詳細は「あからの始まり」05年2月に書いたけど)
ほんと、縁は異なもの味なものである。

0506_258

K07_0103c
Rimg0297 なにを思って空をみてるのかな?タイガーは!?

めだかの学校 パート2 インドで

「あなたたち、コリアン・アーミー?」
 1990年代のはじめ、インドのデリーだったか、ボンベイ(今のムンバイ)だったか、ちと忘れたが、メインダンサーのシャクティ(Shakti)を囲み、ホテルのプールサイドで、わいわいと水をかけあい、ヨガをしていたら、そう声をかけられた。

みな足腰がしつかりし、大地をガシッとつかむような気分で、いまでいう骨盤体操的な動きをしていたせいか、どうも、アマゾネスのような気を発散させていたのかもしれない。

Cocolog_oekaki_2008_10_11_16_07 あのとき一緒にいたのは、ノブコ、タエコ、アツコ、ユウコ、クミコ、F1、そして、マーニャことレイコ…。
まだ、みな、肌がピチピチしてたなぁ……。

「肉体は魂のテンプル」
前にも書いたけど、シャクティ語録のなかで、わたしがもっとも好きなセリフ。

あの当時、毎年、めざすテーマがあった。 例えば、セクシーにセンシティブにとか、ビヨンド・宇宙とか、なんかそんな感じのキャッチフレーズを、シャクティが考えた。
みな、年のはじめはーーよ~しそうなるよう、バンバンとレッスンし、心身を磨こうーーと、思うのだけれど。

いやいや、まだまだ、皆めだかだったんだから、結果よりもプロセスだよね!! 

**** まーにゃの戯言 *****
 ガンジスを泳ぐメダカの夢をみる (笑子)

めだかの学校 マーニャ奮闘記 パート1 

「あいうえお」順で書こうと始めた 裸足のマーニャのブログも、「まーにゃ、ポチりポチりじゃ」などと、己に言い訳をしつつ、まるで亀の歩みのごとく、ゆっくりながらも、なんとか「め」までたどり着いた。
(なんと、3年かかって、ようやくに、である。)

080531_12130003写真:パソコンに向かっていると、シャクティ・スタジオのタイガーが、 餌が足りないと訴えているのに何でよこさないんだ、アホ! とすねて横をむいた。その瞬間をパチリ…**

さて、前回、インド舞踊の「サンシャイン文化教室」閉館にかかわることを書いた。
書き進むうち、これまで、わたしーーまーにゃが所属する、シャクティの舞踊団、その母体である、ヴァサンタマラ印度舞踊研究所、そして、講師として出向いた名古屋・松坂屋ヨガ教室のことなど、いろいろなことが思い出されてきた。

♪:;;;:♪:;;;:♪:;;;:♪:;;;:♪:;;;:♪:;;;:♪:;;;:♪:;;;:♪:;;;:♪:;;;:
 ♪♪めだかぁの学校は~川のなか~ そっとのぞいてみてごらん、みんなでお遊戯しているよ~♪♪

童謡の「めだかの学校」ではないが、めだかのわたしは、さまざまな場所を泳いできて、なんとかカエルさんに成長することができたようだ。(--と思いたいところ。)

  → あれ、めだかはめだかにしかならないね…。 カエルはオタマジャクシが成長したものだったっけ。
  クミコから指摘がありました。あ~はずかし。ちっとも成長していないよね…。(ここのみ10月15日訂正)

時折、そんな四方山話を、思い出して記してみようかと…。 今日は、3日坊主にならないための、宣誓みたいなもの。ちと、大げさだけど、ね。
07tff_003_2

« September 2008 | Main | November 2008 »

November 2021
Sun Mon Tue Wed Thu Fri Sat
  1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30        

Recent Trackbacks

Categories

  • おすすめサイト
  • アニメ・コミック
  • ウェブログ・ココログ関連
  • グルメ・クッキング
  • スポーツ
  • ニュース
  • ペット
  • 住まい・インテリア
  • 学問・資格
  • 心と体
  • 文化・芸術
  • 旅行・地域
  • 日記・コラム・つぶやき
  • 映画・テレビ
  • 書籍・雑誌
  • 美容・コスメ
  • 舞踊
  • 芸能・アイドル
  • 趣味
  • 音楽
無料ブログはココログ

バンバンブログ