« December 2008 | Main | February 2009 »

料理上手は、カッコいいよね。

090125_15000001
 今夜の料理は、何にしようか?
そんなことを考えるのが、愉しくなった。ここ数年のことだ。

以前は、お腹が空くと、すぐ何かを食べたいと、気がはやり、ついついお惣菜を買ってしまっていた。もちろん、今も帰宅が遅くなるときなどは、そうだが。その頻度が少なくなっている。

081224_21320001080609_08390001
 最近、あまり手の込んだものをつくろうと思わなくなった。それがよかったのかも。
筋肉に効果のあるたんぱく質、エネルギーに変わりやすい糖質、からだを調えるビタミン・ミネラル類などが、過不足なくとれるよう、おおまかに考えて、まずその日食べたい主菜を考える。
ありがたいことに、グーグルやヤフーなどを検索すれば、いろいろレシピを拾い出すことができる。「はなまるマーケット」や「今日の料理」も、感謝感謝の番組だ。

 若い頃、料理に関わる仕事をしていたことがある。そのときは、料理するということが、ちっとも愉しくなかった。食べることは好きだったけれど、ね。しだいにその仕事が苦痛になった。

 ところが、わたしの周りにいる人は、みな料理上手だった。
母はダイナミックな(そう感じた)エビフライが得意だった。
親友のWamiちゃんは、冷蔵庫内のものを使って見事に変身させるテクをもっていた。
チャミさんは、お惣菜はもとより、魚介料理が上手だった。
そして、シャクティは肉料理とサラダ、カレーの美味しさを教えてくれた。

そんな友人をもつことで、徐々にからだの中に、つくることの愉しさが染みたのだろうか。ここにきて、料理に開眼したようだ。実にシアワセだ。

料理をするようになって、以前のマーニャを振り返り、なぜ料理しなかったのか考えてみた。で、感じたことがある。敗因は幾つかある。
 * 1週間の献立を考えようとした。(うまく作ろうと気が急いた。)
 * 本格的な料理本を攻略しようとした。(それに反し、初めて買った『3分クッキング』が、いまでも役立っている。)
 * 栄養バランスをあれこれ考えすぎた。(で、結局、外食、中食が多くなり、栄養的にはアンバランスになっていた。)
 * 冷凍食品に頼りすぎた。(食品にかかる費用が嵩んだ。)

 いまは、冷蔵庫内のものをチェックし、旬の手ごろな価格帯のものを購入するので、エンゲル係数も少なくなった。

お正月に、母やお嫁さんに喜ばれたレシピがある。「リンゴの寒天」と「長芋の花型」。
ようやく、ベテラン主婦に褒められた。

*****まーにゃの戯言***********
   こがすまじ蜜にとろける林檎寒     笑子

Rimg0333
Rimg0336毎年、母は「日の出」を床の間に飾る。
「林檎寒」はカメラに収め忘れたが、「ツバキきんとん」は少し残っていたので、パチリ。
ただ、形が崩れていて、やっぱり雑だなぁ、と反省。

ラーメンより、カレーが好き。

ハリウッド版、ラーメン映画にあの西田敏幸さんが出演するんだって…。
アメリカからラーメンの味に惚れた美女が、西田さん演じるラーメン店主に頼んで修行させてもらう。その顛末を面白おかしく描いたものだとか。
ラーメン映画といえば、「たんぽぽ」を思い出す。日本映画が低迷している、20年以上むかしの作品だけど、斬新で面白い映画だった。

半年ほど前、テレビで東京のどこだったかな、大井町か阿佐ヶ谷か、うーん、場所は覚えてないけれど、ラーメン店を営む外人さん(男性)が紹介されてた。 彼が営む店の商店街で、肉や野菜を仕入れて、師匠と慕う蕎麦屋のダンナさんに試食してもらってた。
これまでの料理人としての経歴から、腕前は相当なものらしいことが窺えた。
たしか、「たんぽぽ」を見て、自分もラーメンをつくろうと思ったといってたな…。
へぇ~こんなことってあるんだ、とその番組を驚いてみた。だから、冒頭の映画が作られるのも不思議ではないね。


でも、なんでそんなに日本人はラーメン好きが多いのか、マーニャにはいまひとつ分からない。
味が濃い感じがして、食後、喉が渇きそうな感じがして、今一なのだ。

かたや、味が濃いといっても、カレーの濃さは好きである。一昨日、キャベツカレーをつくり、その日の夜、昨日の昼、そして今日の昼と、三日つづけて食べたが、飽きがこない。
(キャベツカレーは、「みんなの今日の料理」 http://www.kyounoryouri.jp/ をみてつくったよ! 簡単で、とても美味しい。☆☆☆☆☆)
インド舞踊にはまったのも、カレー好きだったから? いやいや、たまたまだと思うけど…。

 

******まーにゃの戯言*************
    夕焼けの家路へ誘うカレーの香   笑子070801_18580001

***追記:  
ラーメン店を営む外人さんのことが、今日(2/14 4ch日テレAM10:30からの番組に出てた。
たしか、「ぶらり沿線気まま旅」というタイトルだったかな…。
  京王線沿線で、店の名は「アイバーン・ラーメン」でした。

ラクに眠れそうにもない――冬の深夜の後始末

マイナス何度だろう?
1月14日23時すぎ、足元に電気ストーブを引き寄せているのに、寒さのせいで、パソコンを打つ指先が痛い。

レナ社長の容態が思わしくないという。で、心配のあまりブログを開けるが、ここ数日、更新されていない。コメントに書き込みを入れた。スタジオの1Fの時計が零時の音を告げる。

レッスンを終えて、みながスタジオをあとにして帰ってから、1時間は経っている。
あれれ…、タイガーの姿が見えないよ…。


090108_10290001
北風の吹きまくる屋上のドアをあけ、タイガー! と呼んでみる。
声もなければ、姿もみえない。
それならばと、2Fのスタジオへ下りてみる。
が、ここにもいない。
ならば、ならばと、玄関フロアーへ下りてゆく。
足元から一気に冷えて来る。 うぶ~、ざむ~!
シーンと静まり返ったフロアーに、生き物の気配などありゃしない。
念のためと思い、トイレの戸を開けてみる。

いたーーーーーーーーーーー!!!!!
目を細めて、マーニャを見上げるタイガーが!!!!!!!
たぶん、みなを見送り、フロアーに置いてあるタイガーのトイレを掃除している間に、人間様のトイレに身を潜めたにちがいない。

よ~しよ~しと、キャツをむぎゅ~と抱きかかえる。

ぐうっ!? なんだこりゃ? 
ウンコが、コロコロコロ~、コロコロコロ~と壁際にそって固まっているではないか!
キャツのものだ。断じて人間のブツではない。
トイレに閉じ込められた腹いせなのか、いやいや心細かったからか…。

寒い寒い冬の深夜。その後始末にあくせくすること数分…。

ホットカーペットの上でへたりこんでしまったマーニャでした。

*****まーにゃの戯言**********
  シンデレラ 零時の鐘に ウンもつき   笑子


080611_10590001
1016cc

陽気な街 江古田

1月11日、のんびりした日曜日。

朝食を終え、いつものようにTBSの爆笑問題の番組をつけた。
ゲストたちとのワイワイガヤガヤ、まるで子供の集まりのようなトークに脱力し、バカバカしい、などといいつつも、けっこう楽しんでみてしまう。

番組の後半、20周年をむかえた爆問が、映画「バック ツー ザフューチャー」の格好をして、学生時代をすごした日本大学芸術学部(以下、日芸)から江古田駅周辺を訪ね歩いていた。

う~ん、やっぱ、この街はいいね…。武蔵野大学、武蔵野音大など、学生が闊歩するこの街は、マーニャにも馴染みの深いところ。

同じ頃、マーニャは日芸から彼らが入り浸ってた喫茶店の辺りをめぐり、「公演のチラシを貼らせて」と頼んだっけ…。爆問の二人と、どこかですれ違ってたかも。

*東京のふるさと
江古田駅から栄町商店街をまっすぐ進み、環七を越えると、30年ちかく住んだ桜台に出る。
そこから引越して2年が経つが、今も週に1回は、京成線で荒川を越え、日暮里からその地へむかう。
なぜって、チャミという喫茶店(練馬区桜台1-29)があり、そこには、おいしいコーヒーを淹れて、活力を与えてくれる、KYOKOさん(チャミさん)がいるからね。

「ほんとは、人嫌いなの」、「偉そうにする人っていや」と、喫茶店のママとしては失格のようなことを平気でいう人だ。
だからか、お世辞はいわない。ましてや、常連客だからといっておもねることもない。

そんな素っ気なさが、わたしには心地よく、足しげく通うお店になり、チャミさんは、時には耳の痛いこともいうけれど、なにくれとなく気にかけてくれる、姉ちゃん(4つ年上)のような存在になっていた。

そして、これまでたくさんのことを、ああでもない、こうでもないと話し合い、江古田や桜台はもちろん、新宿や渋谷などの美味しい店を訪ね歩き、よく食べ、よく飲んだっけ。(いつもご馳走になってしまい、甘えてばかりでしたが…。)

時どき、日芸卒のツカハラさん、チャミのご主人のコウタロウさんが加わり、男性陣を肴にしつつ、にぎやか度は増すばかり。愉快なひとときだった。(母が上京した際にも、美味しい店へ連れていってもらい、感謝感謝です。)

☆*:;;;;;;:*☆*:;;;;;;:*☆*:;;;;;:*☆*:;;;;;:*
暮の紅白で、「東京砂漠」を前川清が歌ってた。チャミさんと出会ったころは、その歌がピタッと気分に沿ったけど、いまは東京が砂漠だと思わなくなっている。それもこれも、陽気な街で、すてきな仲間に出会えたから。


*****まーにゃの戯言**********

    もういいよ牛の子かける草枕    笑子
                 今年、初めて詠んだ1句です。090113_16040001 
酸味が苦手。チャミさんの淹れるコーヒーは香ばしく、コクと豆の風味がある。実に美味しい!! 
そして、チャミには四季折々の花ばなでいっぱい! 子供からお年寄りまで、チャミのファンは多い。
Cocolog_oekaki_2009_01_14_14_31

« December 2008 | Main | February 2009 »

November 2021
Sun Mon Tue Wed Thu Fri Sat
  1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30        

Recent Trackbacks

Categories

  • おすすめサイト
  • アニメ・コミック
  • ウェブログ・ココログ関連
  • グルメ・クッキング
  • スポーツ
  • ニュース
  • ペット
  • 住まい・インテリア
  • 学問・資格
  • 心と体
  • 文化・芸術
  • 旅行・地域
  • 日記・コラム・つぶやき
  • 映画・テレビ
  • 書籍・雑誌
  • 美容・コスメ
  • 舞踊
  • 芸能・アイドル
  • 趣味
  • 音楽
無料ブログはココログ

バンバンブログ