思わず起き上がる、強烈な朝日
カタッ! 小石のはねる音で目を開けた。
と、真ッ赤に光る陽の光が、網膜を突き刺す。
6月27日土曜日5時24分。
梅雨の合間にのぞく太陽は、自らの姿を主張するかのように、勢いよく昇っていた。
あまりに美しいので、寝ぼけ眼のなか、カメラを持ち出し、焦点をあわせる。
が、そんなことは無駄だった。
光の勢いは強烈で、撮ってはみたものの、ただただ、赤く、白く、画面はまだらになり、わたしの腕前では、太陽の姿を写し取ることは無理だった。
とはいえ、眠気を焼かれてしまったため、寝巻きを脱ぎ、服に着替え、屋上へ上がってみた。
早起きは三文の得という。
タイガーをお供に、周りの風景をパシャリ。
いつも見慣れた光景だが、暮らしから吐き出されるCo2が少ないせいか、早朝の景色は澄んでみえた。
**** まーにゃの戯言 ******
マイケルの歌声連れて 陽は昇る
笑子
(昨日、マイケル・ジャクソンが亡くなった。シャクティに出会い、踊りを始め、思うように動かぬ足をみつめ、ため息をついていた頃、彼の華麗な歌声とダンスパフォーマンスが世界中を虜にしていた。そんなスーパースターもはや50歳。彼の終焉を聞き、わたしも半世紀、生きているのだなぁと、しみじみ思う。)
← 早起きし、真夏を思わす太陽の中、荒川を散策したせいか、正午前、睡魔が襲う。
風の道を知っているタイガーのそばに横たわる。スタジオの床がひんやりして気持ちのいいこと!
お昼に寝るなんてまるで老人ではないか…、寝てはいかんいかん…と思いつつ、案の定、眠りにおちた。
起きたのは、45分後の、12時半。
****追句
寝てしまおう太陽のせいだといわぬよに
われよりも短き生のまぶしかり 笑子
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