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帰ってきて、ほっ! JAlのスタッフに感謝!!


8月3日月曜日午後4時前、予定より約2時間遅れのJAL406便で成田着。

今夏の南仏アヴィニョンは、例年より蒸し暑いと思っていたけれど、飛行機から出ると、もわ~と重苦しい湿気が出迎えてくれて、改めて半端ではない日本の蒸し暑さを痛感。

***
アヴィニョンでは、「サロメ」「ダンス・オブ・インディア」インド古典」「ビバルディ・四季」の4公演を行った。
マーニャは「サロメ」「ダンス・オブ・インディア」2演目に出演。
幸い、どの作品も好評で、満員の日が何日もでた。
フーフーいいつつも、続けてきてよかった♪としみじみ。

・・・・・・ ま、今年はよかったけれど、いつもこうだというわけではない。
興行は山あり谷あり。その年によっては、客席に隙間風が吹き抜けるような淋しさを感じることも…。
倦まず飽きず踊り続けるていと、時どき、神様(?)がご褒美をくれるようだ。

アヴィニョンのことは、別ブログ「麗しのビンディ」で書きます。

*********
さて、このアヴィニョン行きではどうしても書いておかないといけないことがある。
7月12日、ターミナル1勤務のJAL(日本航空)のグランドホステスさんたち(この呼び方でいいのかな?)に、とてもお世話になったことだ。

実は、自分のリックをターミナル2に置き忘れ、それを探しまわるという失態を犯したのである。

リックがないことに気づいたのは、午前10時すぎ、出国ゲートへ入る前に立ち寄ったお手洗いの中でのこと。

すでに、チケットカウンターで11時5分発JAL405便のチケットを受け取り、衣装などが入ったスーツケース1個を預け、換金もすませ、ほっとしていたのだが…。

トイレの鏡の前でもう一度荷物を確認。
サロメの面の入っている大きな黒のバック、パスポートなど貴重品の入ったショルダー…。あれっ!?なにか足りない!!!
あ、リックがない!

中には着替え、化粧品類、カメラ、フランスの本、クミコから借りた伊坂幸太郎の文庫本『重力ピエロ』、そして、そして予備の公演CDなどが入っている。

時計をみる。10時10分。
今来たルートをたどる。トイレ、銀行、チケットカウンター。
ない、ない、ない!!!!

JALの人に探してもらうも、ない。
インフォメーションの受付嬢のもとにも情報はないという。

もういちど、JALのカウンターへ戻り、別の女性に事情を話す。
刻々と出発時間が迫ってくる中、あちこちに問い合わせてくれるJALの女性。

「あの、ほかに立ち寄ったところはありませんか?」
「いえ、どこも…、あっ、あります、ターミナル2へ行ってしまいました! 京成線です!!」

即、電話で聞いてくれた。
と、あった、あった!!!!!!
もうビックリマークがいくつもつくくらい、ホッとした。

ちょうど、最悪の場合を考えて、翌日、発つ予定のVenonさんへCDの予備を持って来てもらえるよう、携帯に電話していたときだ。
(あぁ、これでベノンさんに、この失敗話をずっといわれるなぁ…、とほほ…。)


チッチッチッ・・・・・・・
刻々と搭乗時間のタイムアウトがせまる。

「あとで送りましょうか?」
「いえ、どうしてもアヴィニョンへ持参したいのです」
そう懇願するうわたしの言葉をきくと、横から、瞳のくるくるした小柄な女性が、「私がお供します」というなり、「すみません、走りますがいいですか?」と聞いてくる。

いいもわるいも、私の願いを聞き入れてくれたのだから、走るのは当然のこと。
「はい!」というなり、走るわ走るわ。。。。。。

パンプスをはいた軽やかな足取りに見惚れるまもなく、走れメロスのごとく、リックを置き忘れたターミナル2へむかう。
すでにバスは発車していたが、信号待ちしていたバスを呼び止め、事情を話して乗せてもらう。

ターミナル2へつくと、彼女は脱兎のごとく京成線の改札へ駆け下りる。
遅れてはならじと私も必死に追いかける。

改札でうけとりの書類に氏名住所などを記入し、荷物を受け取り、またバスに乗り、1へUターン。
「すみません、もう少し走ります。足元に気をつけて!」
と、そんなときでも、声掛けを忘れない。
乗務員口へ誘導し、そこから出国手続きをし、ゲートまで走る。

その間、20分弱か…。

この彼女がいなかったら、どうなったことか。(しまった、名前を聞くのを忘れた!)
彼女を含めたJALのスタッフに、あらためて、心よりお礼を申し上げます。

アヴィニョンの仲間にこの話をすると、ドイツ人のヨルグさんは「日本航空でよかった」とポツリ。
シャクティも「やっぱり、これからもJALだね」とつぶやいた。

***
親友のWamiちゃん、姪っ子のマミ子、JALに勤務していて、縁はあるのだが、これまでJALを利用したのは数度。
少し前まで、JALの苦境を聞いていたが、このようなスタッフがいるようなら、経営状況もひとまず安心なのではないかなぁ。

それにしても、もうこういうことがないようにしたいな。


↓ 帰国したとたん、スーツケースの匂いをかぐタイガー。
(くだんのリックは、撮影するのは忘れてしまった。)
Rimg2440

***** まーにゃの戯言 ******
 重荷でも離すまいぞと門くぐる     笑子
Rimg2446

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