血も凍るようなカレー

2010年３月５日金曜日　気温19℃　４月下旬なみの暖かさ　空、快晴

午後２時、ランチ後の満腹感から眠気が襲う。
幸い、今日の仕事は片付いていた。
お天道様が高い昼日中、まどろみに浸るのも悪くない。
目を閉じた。。。。。
開け放った窓から吹く風が心地よいのだが、
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まだ3月のはじめ。
体温を奪われてゆく不安感を抱えたままでは、熟睡は無理だ。
ホットカーペットの上でタイガーと共にゴロゴロと横になっていたが、
誰かが、わたしのことを噂しているのか、くしゃみもでて、昼寝は諦めた。
（u＿u。)

その日の夜、いつものようにレッスンだ。
Y嬢は長い髪を束ねず、ロン毛の横ワケにし、悪戯っ子のように目を丸くしてわたしの顔を見た。
クールビューティと呼ばれる日ごろのツンとした表情ではない。
その訳はすぐに判明した。
　
「今日、昼寝して夢の中で、まーにゃがあっちの世界へ行っちゃった」
「わたしの作ったカレーにあたってさ」
「で、警察もきて、事件の名前を書いた立て看板もでてきたよ」

うへっ～！！
な、なんと同じ頃、二人は昼寝をしていて、
かたや風に熟睡をはばまれゴロゴロ転がり、かたやよからぬ夢をみていた。

Y嬢の深層心理はよそにおいておこう。
（さわらぬ神にたたりなし、というではないか）

帰り際、
「そうそう、事件の名前だけど、ガラムマサラ殺人事件てなってたよ！」

カレーのスパイスまで夢にでてくるとは、
さすが、ヴァサンタマラ印度舞踊研究所の人である。

しかし、夢で殺された人は長生きするというじゃない！
しかも健康的に、ね。

そう、だからまーにゃはしぶとく生きるぞ～！！！
血も凍るようなカレーなるお話しではあったが、大いに刺激され、笑ったせいか、
その夜はおかげで熟睡できた。

*写真は、堀切の夜

*********** まーにゃの戯言 *********
　風吹いてカレーの魔力白昼夢　　　　笑子