100万回の出会い.....

忘れられない絵本がある。
そのうちの一冊が、『100万回生きたねこ』。
20数年前、Youkoが恵比寿の稽古場に持ってきた。

「いいよ！　とっても！！」
と、弾むシャクティの声。
内容は？と尋ねると、「輪廻転生」の一言が返ってきた。

12月9日、はなちんから「はな便り」が入る。
なんと懐かしい表紙の写真が添付されていた。

　　↓続きを読む

♪:;;;:♪:;;;:♪:;;;:♪:;;;:♪:;;;:♪:;;;:♪:;;;:♪:;;;:♪:;;;:♪:;;;
「この表紙を見た時、しぶとそうな感じがManyaを思い出させてくれた。
でも読んでみたらとっても良いお話しで心が暖かくなりました。
とてもいい猫ちゃんの話だね。
・・・もう、Manya のことは忘れる」

内容は忘れたけど、最後の締め、「００のことは忘れる」がこの本の要だったみたい。

***
そうそう、亡くなった人（生きもの）をいつまでも忘れないと、
なかなか成仏できないっていうから。。。。

ン!?　あれ、わたしは元気だよ！！
忘れてもらっては困る。

などと考えていたら、また「はな便り」が送信されてきた。
開けてみると。。。。

老婆の絵。
で、
「出てくるManyaさん、『よぼよぼのおばあさん』とあります。」だって！！！！
ま、誰も年をとるから仕方がないよね。

それにしても、
100万回も輪廻転生した猫ちゃん、いろんな出会いがあって、いろんな出来事があって、
いいことも、わるいことも、たのしいことも、つらいこともあって。。。。

もう一回、この絵本を読んで、なにが描かれていたか探ろう。

猫や犬が亡くなった時にゆくという「虹の橋」。
誰にも振り向かれなかった生き物もそこにゆくという「虹の橋」。

ファイト～！　ファイト！！
なんだか、あれこれ考えていたら、そんな応援フレーズが口について出てきちゃった。

****** まーにゃの戯言 ******

　　鳴き声が遠く震える冬の夜　
　　　　薔薇の花100万本の愛たばね　　　
　　　　　　寄り道をしたかもしれぬ猫小路　　　笑子

＊追記
ここ1週間、懐かしいことがいくつかあった。
はな便りのあった日、30年ぶりに　Tちゃんと出会い、
その前日、学生時代の友人Kさんから便りをいただく。

Tちゃんの額は以前より広がっていたけど、
笑顔はやわらかく、相変わらずいい感じだった。

Kさんは、ちょっと体調不良だといい、
このブログを時どきのぞいていること、
猫ネタが多いね、などと感想を寄せてくれた。

いろいろなことが浮かんでは消える。
消えては浮かぶ。
いまのこのひと時が愛おしい。
そういえるよう、「ファイト！」

　↓実家の紅葉