« 猫や犬をみながら、ちょっと考えた。。。 アヴィニョンの旅2 | Main | 寝袋の似合う丘・・・南オーストラリアの旅1 »

根っこから見上げる、空が好き。。。。アヴィニョンの旅3

P72002832011072020

P7300353201107302
空が好きで、よく見上げる。
ただ、意外にも空だけの写真は少ない。
写真を整理していて、ふと気づいた。

 ↓続きを読む

 ↓
P7160147201107167

人や生きもの、木々や建物など、そのあいまから見える空の写真が多い。
そうした物を通して撮ったほうが、空が空として、鮮明に映し出され、
身近に感じられるからかもしれない。

何かと対比することで、その形の本質がくっきりと見えてくる。
そんなところだろうか。

゜.+:。(*´v`*)゜.+:。゜.+:。(*´v`*)゜.+:。

空は、哲学者の気分に浸らせてくれるが、
木々の根っこもそうだ。

アヴィニョンは、空も木々も建物も素敵だから、自然に、哲学者のようになってしまう。

特に今夏は、駅の近くの公園と、運河通りの木の葉の影で
わたしも、根源のいのちについて考えた。

゜.+:。(*´v`*)゜.+:。

「深くふかく、地中にもぐるように
自分の足が、地中へ根を広げるように、
そして大きく両手を広げ、空に伸びるように。。。
すべての気を自らの、中心にとりこめるように。。。。。」

シャクティはいつも「呼吸ヨガ」をするとき、そのように譬(たと)える。

空や水。風や炎。
それらのエネルギーを取り込むには、
例えば、根っこがないと吸い上げることができない。
あるいは、光合成のように、葉が必要かもしれない。

わたしたちの体も、木々のように、養分をむだなく吸収できれば…。


P7160130201107163

゜.+:。(*´v`*)゜.+:。゜.+:。(*´v`*)゜.+:。
今夏の公演は「美女と野獣」。
ディズニー映画のような、美女と野獣の恋物語ではない。
シャクティは舞踊家だが、インド(東洋)の哲学者でもあるから、
その信条から創作にのぞむ。

「悪も善も、すべては自らのなかに潜んでいる。
すべてを認識し、悪を解放することこそ、心身は自由になる」

えっ!?と、思うような言葉だろう。
でも、少し見方を変えると、その真意が明らかになってくる。

 (ちょっと固くなるけど、ゴメン、お付き合いください。。。)

゜.+:。(*´v`*)゜.+:。

だれも、自分の悪い部分は見たくないと思う。
でも、それから目をそむけると、いつまでもついて回くるようだ…。

゜.+:。(*´v`*)゜.+:。

むしろ、悪の存在を認め。その意識がどこからきているのかなんてことを考えていると、
不思議に、心身の檻に閉じ込めていたなにかが、スーと抜けていく。
「束縛からの解放」という感じで。

゜.+:。(*´v`*)゜.+:。

30年前、シャクティ初演の「美女と野獣」をみたとき、わたしは混乱した。
彼女のいわんとしていることが理解できなかった。

でも、レッスンを受け、舞台に立つうち、そんなわたしにも変化が訪れた。


いい人でなくてもいい。
人の目を気にしなくてもいい。
自らの体を育てること、
自らの心を養うこと、日々の暮らしを大切にすることを、
いま目の前にあることをこなしていこう。


そう、朝、目覚め、食事をし、糧を得るための行動をし、
五感を鍛え、人との交流を通し、慈しみを知り、
夜は目を閉じ、闇におののくとも、闇が心地よくとも、
ともあれ、眠りに身をゆだねよう。
そう、ただ自然に生きればいいんだ。。。。と思えるようになった。

そう思えた瞬間、胸のつかえがとれた。


Beautylow4←写真: 「美女と野獣」のシャクティ

******** まーにゃの戯言 ********
 腹の虫おさまらぬと猫が鳴く  笑子

   悪さして猫なで声で走り去る
     あぁうらめしや「自然体」
 

 きみの科は? もちろん猫科と福助くん 


Sh3e00010006_3


Sh3e00040004


« 猫や犬をみながら、ちょっと考えた。。。 アヴィニョンの旅2 | Main | 寝袋の似合う丘・・・南オーストラリアの旅1 »

ペット」カテゴリの記事

心と体」カテゴリの記事

文化・芸術」カテゴリの記事

旅行・地域」カテゴリの記事

Comments

飼い主Yさんへ> まーにゃより。

いつもコメントありがとう。
そう!
子供や動物をみていると、
「身の丈でいいんだ!」
「カッコよくすることなんかないんだ」
と、思わされますね。

特に、スタジオ・キャット氏を見ていると、
「こんな悪いヤツなのに、それでもいいんだ」
と、妙に納得させられます。

>いい人でなくてもいい。
>人の目を気にしなくてもいい。
>自らの体を育てること、
>自らの心を養うこと、日々の暮らしを大切にすることを、
>いま目の前にあることをこなしていこう。

これってまさに子供や動物が日々体現してくれていることだなあと目からウロコです。

体と心を養うことで、自然と人々・ものごとを慈しむ心が芽生えてくるのかなと思います。

The comments to this entry are closed.

TrackBack

« 猫や犬をみながら、ちょっと考えた。。。 アヴィニョンの旅2 | Main | 寝袋の似合う丘・・・南オーストラリアの旅1 »

November 2021
Sun Mon Tue Wed Thu Fri Sat
  1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30        

Recent Trackbacks

Categories

  • おすすめサイト
  • アニメ・コミック
  • ウェブログ・ココログ関連
  • グルメ・クッキング
  • スポーツ
  • ニュース
  • ペット
  • 住まい・インテリア
  • 学問・資格
  • 心と体
  • 文化・芸術
  • 旅行・地域
  • 日記・コラム・つぶやき
  • 映画・テレビ
  • 書籍・雑誌
  • 美容・コスメ
  • 舞踊
  • 芸能・アイドル
  • 趣味
  • 音楽
無料ブログはココログ

バンバンブログ