May 20, 2009

うっとりビーム――眼差しの陰にあるものは?

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5月18日(月) 快晴
光の束が、タイガーのふさふさヘアを黄金に染める。 
ニャンドル、はっちゃん並みに、なかなかのイケニャンである。
「今日の視福」といいたいところだが、そうはならないのであった。
。。。。。。。
こんなにスマシタ顔をしているときは、たいてい何かしたとき。


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そう、買ってきたばかりのペットフードの袋をかじり、ぽりぽり食べていたのだ。
わたしが数分間、玄関先を掃除している間、音もなく階上から降りてきて、この始末。

「誰がしたの?」と言いたげに、わたしを見つめる。
怒る気も失せるほど、いい子顔…。

数分間でも目を離したわたしが、アホだった。


********まーにゃの戯言**********

  隙あればほどよい仲とbleahあきらめる 
        ペロリなめfuji 猫は満足五月晴れ   笑子090518_12560001

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May 17, 2009

噂の、谷中猫

5月16日土曜日の視福――――猫、猫、猫科
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麗しのビンディにも書いたけど、昨日、日暮里~谷中~千駄木~根津~池之端~日暮里を、ぐるりと散策。久しぶりにシャクティと東京を歩いた。

猫町カフェ29でお茶を飲もうかと、店の前まで行ったが、あいにく満席。
中にいるだろう、空ちゃんと風ちゃんには会えなかったけれど、代わりに、ご近所猫のチャトラさんが出迎えてくれた。

わたしを撮るならここよ! とばかりに花の横でポーズ。
なかなかの美猫さんでした。

あ・うん猫のオブジェの間に入っているのは、シャクティ。
妙になじんでいるね!


*****まーにゃの戯言******

   きれいでしょhappy01招福ねがう谷中猫   笑子

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May 01, 2009

いつもの光景が新鮮にみえるとき。

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今日の「視福」
♪:;;;:♪:;;;:♪:;;;:♪:;;;:♪:;;;:♪:;;;:♪:;;;:♪:;;;:♪:;;;:♪:;;;:

4月28日火曜日朝9時頃、開け放った窓から、子どもたちの賑やかな声が聞こえてきた。
ベランダに出てみると、ハナミズキの街路樹の間に、紫色の野球帽をかぶり、リュックサックを背負った学童たちの姿が、チラチラみえた。30人以上はいただろうか。

ふわ~、思わず声がもれた。
花と子供―――この組み合わせは、ほんとに絵になる。そして、不思議なほど元気をもらえる。

いつもの街並みが、キラキラ新鮮に輝いてみえた。


*******まーにゃの戯言***********
    ハナミズキclub 幹はりだして t-shirt子らを抱く   笑子


゜。°。°。°。°。°。°。°。゜。°。°。°。
**猫友便り――美しいマロン母さんcat
「先だては息子のヤンすけをブログに載せていただき、ありがとうございました。
私、母のマロンでございます。
新緑の美しい季節になりました。
田舎へお戻りの折は、ぜひともこちらにもお越しくださいませ。にゃお」(byはなちん)

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-----→ いやぁ、美しいお母様で、びっくりいたしました。
今度、お会いしたとき、その麗しい体形を維持する方法を教えてくださいませ。
また、ヤンスケくんの近況も教えてくださいね。

   ---→ あっ、そうそう昨日、わたしが仲良くしておりますショートさんに、会いましたよ。
はなさんはご存知ですけど、尾っぽの短い、少し毛がはげている(ショートさん、ごめんなさい!)猫さまです。
ご家族に亀さんがいた、あのお家ですよ。
あいにく亀さんは昨年7月から姿を見なくなりましたが…。
悲しいお話はさておき、ショートさんはお元気で、ご家族の方から、赤いベスト贈られたようです。
ほら、この写真です。いいでしょ! マロンさんも花さまとご一緒に、堀切菖蒲園近くの、この町に遊びにきてくださいね。 お待ちしています。 

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April 27, 2009

いやだっていうのに、蝶ネクタイ。その反動で。。。。

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ribbon ドウェイン・ローラさんのお芝居「東京ヴァンパイア」が25・26日とシャクティ・スタジオであり、クミコどのと受付を手伝った。

彼女がスタジオに来てから小1時間たった頃、階段のてすりから顔をのぞかせるタイガーにに気がつき、何気なく喉元に手をやった。
あれれ、何か黒いものがついている。じっと見ると、蝶ネクタイだった。
クミコどのは、結構いたずら好きで、これまで、タイガーにクリスマス・コスチュームを着せて喜んだり、赤いプレゼント用のリボンを首輪にまきつけてみたり。。。。
タイガーはいいように遊ばれて、少し腹が立っていたりする。

そんなこととは知らないマーニャは、無防備に彼をなでまわす。
ガブリ、グギャ~!!!

それにしても、スタジオの支配人然としたキャツは、なかなかの男前でした。


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*******まーにゃの戯言*******
  階段の影でツメとぎヒゲたててthundersagittarius
       moon3猫目の悪鬼bleahのど鳴らす   麗鼓


***今日の「視福(しふく)」
  昨日みたドウェインさんのお芝居「東京ヴァンパイア」。
英語劇だが、字幕がついていたので、「ヴァンパイアになった男と、ひとりの孤独な女との、哀れで痛ましい恋の叫び」が伝わってきた。
 近ごろ、アクションの多いフィジカルシアターに目がなれていたせいか、彼のお芝居をみて、芝居の真髄は、語りにあると気がついた。
☆*:;;;;;;:*☆*:;;;;;;:*☆*:;;;;;:*☆*:;;;;;:*

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April 24, 2009

あげた手に、草の匂いがするような…。

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天井にむけ手をのばすタイガー。
なにか夢でもみているのだろうか。ふと、鼻をちかづけてみると、草の匂いがちょこっと漂ってくる。
時折、屋上の鉢にはえた雑草を噛んだり、つっついたりしているから、その匂いかな。

最近、東京フリンジの広報で、パソコンをカチャカチャと打っている時間が長いものだから、遊んでもらえないと、タイガーはふてくされ気味。
さっきも、パソコンのスイッチをポチッと押して、強制終了しようとした。
こら~coldsweats02と怒ったら、狸寝入りならぬ、猫寝入り。で、この姿。


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cake今日の口福―――桜せんべいと、えびせんべい
 この時期にしか買うことができない桜せんべい。諏訪湖のサービスステーションで購入。
 えびせんべいは、クミコはんがくださった。ところが、わたしの留守のときに置いていってくれたので、全然、気がつかず、3日後にようやく…。
「置手紙していったのに、ぷんぷんpoutpout」と怒られてもしかたがないよね。

piscesちょっと前の口福―――先週の土曜日、田舎で父の7回忌だった。
すごく天気のいい日で、身内ばかりで集う、とても楽しい法事になった。
法要を終え、筍で有名な瀬戸という村にある割烹料理店「たけはん」へ。
母が新婚のとき父に、「おんぶしてもらい、頬すりあって渡った」とのろける落合のつり橋が近くにある。
のどかな場所にあるその店は、少し古びていたが、味はなかなかどうして、美味であった。
「口福、幸福」と、母と一緒に手をとりあって帰ってきた。


*****まーにゃの戯言*******
  手をあげてpaper 荒川土手をnotes 走る夢
    筍の節にうれしや7回忌    笑子


****

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April 15, 2009

暗幕とキャッツ――ふくらむ尻尾

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4月15日 快晴 くわえて強風
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12日日曜日、シャクティ・スタジオに暗幕をはった。
ドウェイン・ローラさん(豪州出身)のお芝居、「東京バンパイヤー」公演が、2週間後と、近づいたからだ。

と、ギラリと目は見張らせ、冬に蓄えた脂肪を一気に燃焼するかのように、キャッツが3Fから2Fへと駆け下り、幕の中に潜りこんだ。

5月は、23日インド舞踊教室の発表会、翌週の29・30・31日は「東京フリンジ・フェスティバル(TFF)」と、スタジオでの催しが続く。
たくさんの人が出入りして、キャッツにとってストレスがかかる。が、暗幕があれば大丈夫(と信じている)。

「猫も見ている東京フリンジ」――「TFF」のPR。。。。。のように
キャツにとっても、マーニャにとってもタフになりゃなあかん。。。季節が始まる。

***キャッツの口福****
 あちこちに散らばるタイガーお気に入りの玩具。
 ――薄汚れたのネズミ、 
  キレギレになったリボンや荷物ヒモ、
   ボロボロの紙袋やスーパーの袋 ――

 スタジオ・キャットのストレス発散グッズは、シャクティの公演季節の到来とともにその姿形を変えてゆく。
 
 暗幕を走り夢見る leo オレはレオ  笑子
    *****まーにゃの戯言*****

    

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April 11, 2009

青空のもと――誘われぶらり、春爛漫。

春の扉があきました。sun
「裸足のマーニャ」 もパート2の門をくぐり、再び「あ」にたどりつきました。
これまで、末尾に”まーにゃの戯言”(俳句や諺など)を加えていましたが、2では、”口福”と称し、ぐっとくる味、心身に染みる何かにスポットをあて、”口福”にも視点をあててブログを進めてみようかな。。。。
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09年4月の口福♪♪チャミさん手づくりのお菓子 「草もち」(4月7日にいただく。ふっくらモチモチいい味わい。) 

****まーにゃの戯言****
  草摘みし肩にはらりと花吹雪  笑子

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4月4日午後、桜が満開の隅田川テラス(芭蕉庵史跡展望公園護岸テラス)へ行ってきた。
詩の朗読、津軽三味線、サックス、アフリカンドラムがコラボした水上コンサート、「こころの温泉」に、イガラシさんが誘ってくれたからだ。

詩人は、「詩のボクシング」に参加し、けっこういい成績を残しているツワモノぞろい。
なにか、不思議なリズム感をもった詩人たちだった。
哲学的な、あるいは思惟的な雰囲気よりも、むしろ漫画的な味付けがされている感じだった。
うまくいえないけれど、言葉の意味より、言葉の勢いのほうを重視しているような…。
う~mmmmm、これはこれで面白いけれど。
ゲーテとかリルケを、ちょいとかじった者の耳には、ちょっと驚き。
。。+゚゚。。+゚゚。。+゚゚。。+゚゚。。+゚゚。。+゚゚

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4月11日土曜日のタイガー。
シャクティ・スタジオの屋上で、晴れ渡った空を見上げて、うっとり(?)

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March 31, 2009

「わ」から、「ん」。そして再び「あ」へ。めぐり巡る。。。。

マーニャの「あかさたな日記」も、ようやく「わ」を書き、「ん」にきた。
これまで写真をアップできなかったワンくんで、パート1を締めくくりたい。

たかが犬猫。なれど、赤ん坊の頃から、家族同然ですごしてきたので、彼ら彼女らを語らずして、いまのわたしはない。。。。。 ずいぶん癒されてきたなぁと思う。

80年代半ばから00年まで飼ってきた何匹かの猫の写真は、スキャナーがないので、ここでのせられない。
定額給付金で買って、そのうちアップしようかな。。。。。。

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 JunとReiちゃん家のチワワくん/ポコちゃん♪sunsun

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March 28, 2009

ワビサビって、こんな感じ!? ――葛飾、曳船(ひきふね)跡

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3月23日、春一番がびゅんびゅんと吹きまくる月曜日の朝、ようやくまとめた確定申告の提出書類をかかえ、青砥駅を下車し、葛飾税務署へといってきた。
駅からの道は小学校をのぞき、ラウンドマークになるような、これといった建物は見あたらない。
昼前のせいか、ひとも車もまばら。

道連れは、春先の埃を含んだようなお陽さまと、髪をパサパサにする強風と、目鼻をくしゃくしゃに刺激する花粉のみ。。。。。

7分ほど歩くと、税務署についたが、道連れはそのまま、まとわりついて離れない。ヤレヤレ…。
受付に行くと、提出期日を過ぎているからか、人はまばらで、書類の提出はあっというまに終わった。
なんだか、拍子抜けするほど。

それではと、その足で、立石にある葛飾区の社会保険庁へと足を向け、年金の未納はないか、過去のデーターを調べてもらった。
ここ数年、なにかと話題のつきない社保庁である。お昼時であったが、10人ほど順番を待っていた。
(折りしも、テレビで、WBC ー ワールドベースボールクラシックの準決勝が放送されていた。
翌24日の決勝戦も制し、なんと2連覇達成!!! 
侍ジャパン――選手、監督、みんなカッコよかったね。)baseballsunheart04

****帰り道、江戸の面影をみる。(上の写真がそれ。)
水戸街道、四つ木入り口の信号を渡り、お花茶屋駅へと向かう。
その途中で、江戸の頃、物資を運んだという水路を埋め立て公園にした場所にでる。
一部分、当時の面影がしのばれる曳船跡があった。

道連れに悩まされていたが、思いもかけぬ風景に出会い、疲れがとぶ思い。
お花茶屋の駅前で、ハンバーグランチを食べたが、ここも、思いがけずおいしく、ますます足が軽くなった。
勢いがついたのか、電車に乗るつもりが、そのまま堀切のアパートまで歩いてしまった。
(根が単細胞だから、ちょっとしたことで、元気になるよ。。。。)


****** まーにゃの戯言 *************
    水涸れて曳船跡に sign04ヒューと風  sweat01mistcherryblossomcherryblossom
             
    蒲公英を clover 揺らす銀輪 bicycle 春を待つ  笑子

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March 06, 2009

老化には逆らえないのかな…犬も猫も、そして人も。

070623_15000001 シロウ家のフクちゃん、08年6月、旅立ちdog
070623_14570001 同 モンちゃ、09年2月28日未明、旅立ちdog

15年にわたり、ある家族に幸せを運んできてくれたワンちゃんがあの世へと旅立った。
犬、猫、ハツカネズミ、鳩、手乗り文鳥、鯉。
実家では、さまざまな動物が家族の一員だった。

始まりがあれば、終わりあり。しごく当たり前の生の営みが、今年もみられ…。
。。。。。たくさんの幸せを、ありがとう。

 ********* まーにゃの戯言 *******

  蝋蜜がポタリと落ちて mist セイ・グッバイ   笑子

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February 25, 2009

ロックしても、お腹のドアが開いてしまう。。。。。

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昨日、チャミさん手づくりの、沖縄風ドーナッツ「サーターアンダギー」をいただいた。
母への手土産にといって、わざわざ揚げてくれたのだ…。 

2週間ほど前も、5個いただき、3日で平らげた。
ふだんは、多少なりともダイエットを考え、お菓子にはあまり手をださないのだが。
これは別。 踊り仲間に見つからないよう、スタジオでひとり、ぱくついた。
うふふ、、、、おいじかった!!

最近、おいしかったお菓子に、田舎のお饅頭がある。
中津川市本町にある川上屋の「利休」饅頭である。
(ここは、栗きんとんで有名なこの町でも、1、2のおいしさを誇る老舗で、
ご主人はもとより、勤めている職人さん、売り子さん、みな腰が低く、愛想のあるひとたちばかり。母が大好きなお店だ。)

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どのお菓子もおいしいが、利休は薄皮に包まれたこしあんで、品のよい甘さときたら…。絶妙な味わい!

****** まーにゃの戯言 *******
   如月の氷雨もたのし甘き口福(こうふく)  笑子 rainsun

080625_14210001 オレには関係ないけど…と、そっぽを向く猫。

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February 23, 2009

連日の悩み事――救世主は寄生虫!?

090223_10390002 今回も誕生カード(12月)を、年が明けた2月のアタマに、ヴァサンタマラ印度舞踊研究所の仲間(東京&京都)からもらいました!!! 
「寄る年波にさからってガンバって(ユカどの)」「しぶとくたくましく1日1日を(ハナチン)」「熟女も佳境。性格は丸くなっても体はこれ以上丸くならないで(クミコはん)」、そしてシャクティは「ワタシがカエルまでトシとらないで!」とコメントを寄せてくれた。m9(^Д^)プギャー みなさんありがとう♪
 
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2週間ほど前から、肌が「かゆいかゆい!」と騒ぎ始めた。
今冬は、あまりエアコンを使わなかったので、肌が乾燥せず、かゆみも出なかったので、よしよしと思っていたのだが…。油断大敵であった。

「かゆいかゆい!」の大合唱に、思わず二の腕、膝の裏を「ポリポリー」とかきむしってしまった。
ああ無残!!!!
少しは、自慢だった肌が、一瞬にして、枯れ野のようなザラザラ地帯に変わってしまった。

せっかく、シャクティが、オーストラリア土産にバスオイル「涼」と、ハンドクリーム「SAKURA」をプレゼントしててくれたのに。。。。。。(むこうのコスメは、いま日本風の名前をつけるのが流行っているそうです。)

***花粉症と寄生虫の不思議な関係
先週の土曜日、意を決して、堀切4丁目の伊藤メディカルクリニックの形成外科へ足を向けた。hospitaldash
いつもは内科にお世話になっているが、今回は、皮膚のほうで診てもらうことにした。

以前、別の耳鼻科で、花粉症とハウスダストアレルギーが指摘されているので、そのことを話し、再度、血をとり検査にまわすことになった。

さて、この先生が実におもしろかった。

「体内に入ってきた寄生虫をやっつけてた菌(だったかな…)が、この20年くらいで、寄生虫がなくなり、それまでの役目を果たすことができなくなった。
行き場がなくなったので、体内に入ってくる異物をキャッチすると、手当たりしだい攻撃する。
それが、花粉症のようなアレルギーをひきおこす。
だからね、寄生虫をのめば、花粉症は治るという先生もいるぐらいだよ(ニヤリ)」

へぇ~、そんな話し、どこかで聞いたことがあるけど、ホンマですか!?

****** まーにゃの戯言 ********
    寄宿する虫去り花の嵐かな     笑子


追記: 猫フレンド クロくんの若い頃の写真
  前のクロくんの写真をみた友人が「ちょっとおぶすな猫ちゃんね」と,クロママにいったそう。cryingpout
 クロくんの名誉のため、2年ほど前の写真を掲載。 超かわゆい!
クロママ、のらどののブログは 「ただのねるクロ」(http://blogs.dion.ne.jp/30oct06/)。 歯磨きのすすめが面白かったよ。
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February 18, 2009

れれれ、 冷気に包まれ帰ってみると。。。。。

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2月16日午後 久しぶりに荒川の河川敷を散歩した。
14日は5月のような、15日は4月のような、春の陽気に見舞われたが、
この日は、大陸から寒気が張り出して、それまでの暖気と、せめぎあっているような空模様だった。

コートをしまおうかとも思っていたが、まだまだ油断できないね。

スタジオでは、キャツどのが、スピィスピィと長閑な顔で眠っている。Rimg0402
噛み癖のある猫で、起きていると、カシッカシッと、手や腕を噛んでくるが、
ほんと、寝ているときは天子のような顔だ。。。。。

と、思ったら、足がツーンと伸びて、人の顔を蹴るではないか!!!!
最近の空と同じように、こちらも、油断できないよ。

 
****** まーにゃの戯言 ********
     猫柳 sweat01ふまれていたい涙雲 cloudcoldsweats02

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  かめば噛め 腕まくりして やせ我慢 angrywobbly

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February 16, 2009

ルポの楽しみ―――好奇心を「解き放つ」

2月14日 チマタではバレンタインの日。
「恋」という文字に、あまりときめかなくなって、どれほどかな。などと考えているようでは、いかん、いかん。
そんな1年に1度の告白デーはなにごともなく終わった。

大好きな猫ブログ、「猫子のにくきゅう」 (http:// nekoko299.cocolog-nifty.com )の川柳、
「土曜日でよかった♪今年は義理封印」に、思わず口元がほころんだ。
マーニャだけかな!?
(ちなみに、「レナ社長」にとって、この日は「煮干の日」なんだとか。
16日の「レナ3」で、いっぱいお供えしてもらってた。)

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09_vale13s ←右の2つのイラストは「素材の森」からダウンロード。
カワユイ系のこんなイラストは、大人になり、バーニャといわれる今も大好き。目も心も脳も、デヘ~と脱力し、癒される感じ。

*心をときめかせることは、若々しさの秘訣って!?
          う~む、なんかしなくては。。。。。

ふいに、世の中から取り残されまい、いつまでもイイ女でいたい、などと思い、気持ちがはやるときがある。
ま、焦ってみても、空回りしかねないから…、ぼちぼちと事にのぞまないと。
それにしても、五感が寂れると、この「ぼちぼち」さえも、ままならなくなる。
だから、できるだけ内にこもらないよう、外に目をむけたいと思う。

「ブログ」は、その意味で、かっこうの五感触発ツールとなりうるのではないかナ…。
ーーそう、ブログの妙味は、年を経るにつれ、薄れそうになる「好奇心」を触発することかも。

ただ、インターネット上で公開される日記なのだから、
さまざまな人々が指摘するように、好奇心から書いた記事にも、責任が伴う、
このことは肝に銘じておかないと。。。。。。

cancer**自問自答*マーニャ♪ブログ心得****cancer
 この情報は、確かか? 情報源のよりどころは?
  発信することで、誰かに、なにかに、悪影響を与えないか?
   誤報、思い込み記事ではないか?(もし、まちがっていたら、すみやかに訂正する)
    誹謗中傷、ネットいじめになる危険性をはらんでいないか?
     自分の言葉として昇華できているか?
      万一、「怒り」がテーマでも、思いやり、ユーモアをまじえて書く。
       その姿勢を忘れてはいないか? などなど。

(権力者、公人などは、その力を乱用、悪用しないよう、彼らの行動は注視される。
市販の週刊誌などは、彼らを監視する意味で、名指しで執筆する。
。。。。なかには、ジャーナリストの記事とはいえないガセネタも多いけど…。
club お説教じみて、申しわけないけど、
ブログの初心者は、「書く」ことが災いをおこしかねないことを心に刻み、
週刊誌的ノリの記事をマネしないほうがいい、と思う。)
     
 
cat**「楽しみ」*「遊ぶ心」を忘れない。。。。
                猫ブロガーに学ぶ*****
cat
とはいえ、あまり、こういうことを考えていては、ブログを書く気がうせてくる。
日々のコメントなのだから…。
「あいうえお順」で書き進めてきたこのブログが、
5年の間にたった50記事なのも、あれこれ考えすぎた結果かも。

そんな折、レナ~はっちゃん~ぶちゃいどる平太~アメショッスの銀&ラム~猫子ちゃん~センシュなど、
猫ブロガーの方々の、実にユニークな視点に、はっとさせられた。

ともかく、愉しいのだ。罪がないのだ。
動物~自然~草花~料理~趣味~など、
さまざまなテーマを短いコメントで、キャッチコピーのように書いていて、読みやすい。
でも、そんななかに、ふと悲喜こもごもを垣間見たりする。

そこで、最近は、そのスタイルをとりいれ、
なにか「書きたい」という欲望があれば、「あいうえお順」を念頭に入れつつも、
好奇心のもてる題材に目を向けて、短いコメントを打ち込むことにした。

(タイトルは後からはめこんでもいいし…。
写真やイラストを添えると、舌足らずの文章を補い、ビジュアル的にもよくなるので、できるだけ入れる。
いわずもがなだが、マーニャが、チョコのイラストを用いたのは、それを狙ってのこと。。。。)

それにしても、今回も長い文章になっちゃったけど。。。。。。 ゴメン!

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***** まーにゃの戯言 ********spade
    猫舌のチョコなめ虹の橋おもう   笑子

 写真は、猫の舌の形をしたチョコレート。
   箱がとてもかわいいでしょ!!!

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February 11, 2009

留守番中のお駄賃、な~に? 

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猫好きは、自由を好み、気ままな人が多いというが…。
そんな性格をおもちの猫主さまから、時折、送信されてくる写真。
これが実に愉しい。今回は、そのうちのお二人の猫さまを眺めてみよう。

*その1 : 若き猫さま、わがもの顔のユカチン家。
10歳になるジロー(白色)くんは、主の帰りを待ちつつ、やんちゃなトラ(茶トラ)を見守っている。面倒見の良いおっとりした、美しい猫くんだ。
それに反し、5歳になる弟分のトラの顔ときたら、こりゃなんだ! まるで悪巧みをしているような…。
「ケケケ、隙をみてアンちゃんの餌、食べちまお。。。。」てな感じの顔。
う~む、クールビューティといわれるが、その実、バシバシと、猫へのアタックは激しい主に、鍛えられた成果か!?

*その2 : 風邪をひきやすいが、芯は丈夫なアヤどののお家。
ふだんから体力温存の術を心得ている。ちょっと、クノイチのようなアヤどの。
元ノラで、何軒も逗留先をもち、活発に動き回っていた黒くんを、餌で、ちょいちょいと、引き寄せて、いまやすっかり素行のよい家猫に変身させてしまった。
いや~、おみごと!!!

*その3 : シャクティ・スタジオのキャット、タイガー。
ますます、丸くなっていくような…。
鏡の前に腹ばいになると…、長毛が横に流れて、これじゃ、まるでモップだぁ。
誰に似たのか?
シャクティではないし。。。。。。。 わからん!!!


***** まーにゃの戯言 *******
  足元のニャオン声に頬ゆるみ
         ドアあけみれば壊れし時計  clockclockclockweep

(この4年間で目覚まし時計を3個買いました…。壊した張本人は…。モップならぬ、タイガーでした。)


20090119163939*オマケ:あれれ!? タイガー似のこの猫(コ)は? ハナチンのお姉ちゃん家のヤンスケくん。
昨日、このブログをみて送信してくれたので、アップ。。。。。
写真をみる限り、雰囲気はユカ家のトラちゃんに似てるけど、性格はジローのように、おっとりやさんか。
はて、どっちかな…。猫だけに、猫仮面をかぶってるかも。
(ちなみに、タイガーは人によって、いろんな面をかぶる。猫の仮面族だ。)

ハナチンはどっか跳んでる感じのような真面目なような、その両方を行きつ戻りつするキャリアガール。
ヤンスケくんは、時折、出没するハナチンに、三つ指ついてお出迎えしているような…。
猫好きは、もう、これでメロメロ。
ヤンスケくんが、タイガーのような、猫仮面族でもなんでも、許してしまうんだよ。
ね、ハナチン! (ここのみ2/14書き込み)

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February 03, 2009

理由なき変身―― イチゴが猫に!?

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スーパー「赤札堂」で、290円のイチゴ「とちおとめ」を買った。
パックのフィルム越しに、形が不揃いなことは、一目瞭然だった。
が、まさか、こんなものが出てくるとは!

なんと、イチゴに猫耳がついているのだ。
まるで、キティちゃんのような輪郭だ。

しかも、直系3cmほどの猫イチゴのとなりに、
ちょっといびつだが、ボインをもったイチゴがあるではないか…。

いや~、ビックリした、驚いた。

*******まーにゃの戯言*******

   イチゴミミねこ撫で声で甘くなり   笑子


**** 追記:
  猫マスコミ界、猫ブログ界の女王、「レナ社長」が、今日2月3日、永眠した。
 10年前、あの世に見送った、白黒猫のパー子ちゃんによく似ていて
(笑うと鼻にシワのできるところもソックリで)、
レナ社長の胸のすくコメントに、日々、癒されていたのだが…。 
本当に今まで、ありがとう!!

*下の写真は、レナ社長が以前、から口コメントをしたときのもの。
百面相の魅力的な猫の大スターでした。

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**実は、2月3日は、親友のWamiちゃんが亡くなって1ヶ月目
   そして、明日はマーニャのおばあさん、松枝さんの命日。
 出会いがあれば別れが…
。。。。。。。。。。タフに生きてゆかないと…と、思う。

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January 25, 2009

料理上手は、カッコいいよね。

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 今夜の料理は、何にしようか?
そんなことを考えるのが、愉しくなった。ここ数年のことだ。

以前は、お腹が空くと、すぐ何かを食べたいと、気がはやり、ついついお惣菜を買ってしまっていた。もちろん、今も帰宅が遅くなるときなどは、そうだが。その頻度が少なくなっている。

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 最近、あまり手の込んだものをつくろうと思わなくなった。それがよかったのかも。
筋肉に効果のあるたんぱく質、エネルギーに変わりやすい糖質、からだを調えるビタミン・ミネラル類などが、過不足なくとれるよう、おおまかに考えて、まずその日食べたい主菜を考える。
ありがたいことに、グーグルやヤフーなどを検索すれば、いろいろレシピを拾い出すことができる。「はなまるマーケット」や「今日の料理」も、感謝感謝の番組だ。

 若い頃、料理に関わる仕事をしていたことがある。そのときは、料理するということが、ちっとも愉しくなかった。食べることは好きだったけれど、ね。しだいにその仕事が苦痛になった。

 ところが、わたしの周りにいる人は、みな料理上手だった。
母はダイナミックな(そう感じた)エビフライが得意だった。
親友のWamiちゃんは、冷蔵庫内のものを使って見事に変身させるテクをもっていた。
チャミさんは、お惣菜はもとより、魚介料理が上手だった。
そして、シャクティは肉料理とサラダ、カレーの美味しさを教えてくれた。

そんな友人をもつことで、徐々にからだの中に、つくることの愉しさが染みたのだろうか。ここにきて、料理に開眼したようだ。実にシアワセだ。

料理をするようになって、以前のマーニャを振り返り、なぜ料理しなかったのか考えてみた。で、感じたことがある。敗因は幾つかある。
 * 1週間の献立を考えようとした。(うまく作ろうと気が急いた。)
 * 本格的な料理本を攻略しようとした。(それに反し、初めて買った『3分クッキング』が、いまでも役立っている。)
 * 栄養バランスをあれこれ考えすぎた。(で、結局、外食、中食が多くなり、栄養的にはアンバランスになっていた。)
 * 冷凍食品に頼りすぎた。(食品にかかる費用が嵩んだ。)

 いまは、冷蔵庫内のものをチェックし、旬の手ごろな価格帯のものを購入するので、エンゲル係数も少なくなった。

お正月に、母やお嫁さんに喜ばれたレシピがある。「リンゴの寒天」と「長芋の花型」。
ようやく、ベテラン主婦に褒められた。

*****まーにゃの戯言***********
   こがすまじ蜜にとろける林檎寒     笑子

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Rimg0336毎年、母は「日の出」を床の間に飾る。
「林檎寒」はカメラに収め忘れたが、「ツバキきんとん」は少し残っていたので、パチリ。
ただ、形が崩れていて、やっぱり雑だなぁ、と反省。

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January 21, 2009

ラーメンより、カレーが好き。

ハリウッド版、ラーメン映画にあの西田敏幸さんが出演するんだって…。
アメリカからラーメンの味に惚れた美女が、西田さん演じるラーメン店主に頼んで修行させてもらう。その顛末を面白おかしく描いたものだとか。happy01shine
ラーメン映画といえば、「たんぽぽ」を思い出す。日本映画が低迷している、20年以上むかしの作品だけど、斬新で面白い映画だった。noodlenoodle

半年ほど前、テレビで東京のどこだったかな、大井町か阿佐ヶ谷か、うーん、場所は覚えてないけれど、ラーメン店を営む外人さん(男性)が紹介されてた。 彼が営む店の商店街で、肉や野菜を仕入れて、師匠と慕う蕎麦屋のダンナさんに試食してもらってた。
これまでの料理人としての経歴から、腕前は相当なものらしいことが窺えた。restaurantheart04
たしか、「たんぽぽ」を見て、自分もラーメンをつくろうと思ったといってたな…。
へぇ~こんなことってあるんだ、とその番組を驚いてみた。だから、冒頭の映画が作られるのも不思議ではないね。


でも、なんでそんなに日本人はラーメン好きが多いのか、マーニャにはいまひとつ分からない。
味が濃い感じがして、食後、喉が渇きそうな感じがして、今一なのだ。

かたや、味が濃いといっても、カレーの濃さは好きである。一昨日、キャベツカレーをつくり、その日の夜、昨日の昼、そして今日の昼と、三日つづけて食べたが、飽きがこない。
(キャベツカレーは、「みんなの今日の料理」 http://www.kyounoryouri.jp/ をみてつくったよ! 簡単で、とても美味しい。☆☆☆☆☆)
インド舞踊にはまったのも、カレー好きだったから? いやいや、たまたまだと思うけど…。

 

******まーにゃの戯言*************
    夕焼けの家路へ誘うカレーの香   笑子070801_18580001

***追記: tv trainsign04
ラーメン店を営む外人さんのことが、今日(2/14 4ch日テレAM10:30からの番組に出てた。
たしか、「ぶらり沿線気まま旅」というタイトルだったかな…。
  京王線沿線で、店の名は「アイバーン・ラーメン」でした。

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January 17, 2009

ラクに眠れそうにもない――冬の深夜の後始末

マイナス何度だろう?
1月14日23時すぎ、足元に電気ストーブを引き寄せているのに、寒さのせいで、パソコンを打つ指先が痛い。

レナ社長の容態が思わしくないという。で、心配のあまりブログを開けるが、ここ数日、更新されていない。コメントに書き込みを入れた。スタジオの1Fの時計が零時の音を告げる。

レッスンを終えて、みながスタジオをあとにして帰ってから、1時間は経っている。
あれれ…、タイガーの姿が見えないよ…。


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北風の吹きまくる屋上のドアをあけ、タイガー! と呼んでみる。
声もなければ、姿もみえない。
それならばと、2Fのスタジオへ下りてみる。
が、ここにもいない。
ならば、ならばと、玄関フロアーへ下りてゆく。
足元から一気に冷えて来る。 うぶ~、ざむ~!
シーンと静まり返ったフロアーに、生き物の気配などありゃしない。
念のためと思い、トイレの戸を開けてみる。

いたーーーーーーーーーーー!!!!!
目を細めて、マーニャを見上げるタイガーが!!!!!!!
たぶん、みなを見送り、フロアーに置いてあるタイガーのトイレを掃除している間に、人間様のトイレに身を潜めたにちがいない。

よ~しよ~しと、キャツをむぎゅ~と抱きかかえる。

ぐうっ!? なんだこりゃ? 
ウンコが、コロコロコロ~、コロコロコロ~と壁際にそって固まっているではないか!
キャツのものだ。断じて人間のブツではない。
トイレに閉じ込められた腹いせなのか、いやいや心細かったからか…。

寒い寒い冬の深夜。その後始末にあくせくすること数分…。

ホットカーペットの上でへたりこんでしまったマーニャでした。

*****まーにゃの戯言**********
  シンデレラ 零時の鐘に ウンもつき   笑子


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January 12, 2009

陽気な街 江古田

1月11日、のんびりした日曜日。sunsun

朝食を終え、いつものようにTBSの爆笑問題の番組をつけた。tvgeminidelicious
ゲストたちとのワイワイガヤガヤ、まるで子供の集まりのようなトークに脱力し、バカバカしい、などといいつつも、けっこう楽しんでみてしまう。

番組の後半、20周年をむかえた爆問が、映画「バック ツー ザフューチャー」の格好をして、学生時代をすごした日本大学芸術学部(以下、日芸)から江古田駅周辺を訪ね歩いていた。schoolrundash

う~ん、やっぱ、この街はいいね…。武蔵野大学、武蔵野音大など、学生が闊歩するこの街は、マーニャにも馴染みの深いところ。

同じ頃、マーニャは日芸から彼らが入り浸ってた喫茶店の辺りをめぐり、「公演のチラシを貼らせて」と頼んだっけ…。爆問の二人と、どこかですれ違ってたかも。

*東京のふるさと
江古田駅から栄町商店街をまっすぐ進み、環七を越えると、30年ちかく住んだ桜台に出る。cherryblossomcherryblossomsign04
そこから引越して2年が経つが、今も週に1回は、京成線で荒川を越え、日暮里からその地へむかう。
なぜって、チャミという喫茶店(練馬区桜台1-29)があり、そこには、おいしいコーヒーを淹れて、活力を与えてくれる、KYOKOさん(チャミさん)がいるからね。

「ほんとは、人嫌いなの」、「偉そうにする人っていや」と、喫茶店のママとしては失格のようなことを平気でいう人だ。
だからか、お世辞はいわない。ましてや、常連客だからといっておもねることもない。

そんな素っ気なさが、わたしには心地よく、足しげく通うお店になり、チャミさんは、時には耳の痛いこともいうけれど、なにくれとなく気にかけてくれる、姉ちゃん(4つ年上)のような存在になっていた。

そして、これまでたくさんのことを、ああでもない、こうでもないと話し合い、江古田や桜台はもちろん、新宿や渋谷などの美味しい店を訪ね歩き、よく食べ、よく飲んだっけ。(いつもご馳走になってしまい、甘えてばかりでしたが…。)winewine

時どき、日芸卒のツカハラさん、チャミのご主人のコウタロウさんが加わり、男性陣を肴にしつつ、にぎやか度は増すばかり。愉快なひとときだった。(母が上京した際にも、美味しい店へ連れていってもらい、感謝感謝です。)

☆*:;;;;;;:*☆*:;;;;;;:*☆*:;;;;;:*☆*:;;;;;:*
暮の紅白で、「東京砂漠」を前川清が歌ってた。チャミさんと出会ったころは、その歌がピタッと気分に沿ったけど、いまは東京が砂漠だと思わなくなっている。それもこれも、陽気な街で、すてきな仲間に出会えたから。


*****まーにゃの戯言**********

    もういいよ牛の子かける草枕    笑子
                 今年、初めて詠んだ1句です。090113_16040001 
酸味が苦手。チャミさんの淹れるコーヒーは香ばしく、コクと豆の風味がある。実に美味しい!! 
そして、チャミには四季折々の花ばなでいっぱい! 子供からお年寄りまで、チャミのファンは多い。
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December 27, 2008

喜びよりも、**聖夜の困り顔

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081225_10230001 もらいもののサンタの帽子をかぶせたが…。キャツは逃げるばかり。しまいには睨まれた。

*イブの日、マルムとセッチャンの事務所で大掃除。
本好きのマルムだが、1年間、たまりにたまった本が散らかり放題になる。山積みにされた本や雑誌、本棚からとりだしたものの元に戻さないので、斜め積み状態の文庫本など、みごとな散らかりぶりである。

そこで、わたしの登場となる。なぜか整理整頓、掃除の類いが上手なのである。
最近は、アルバイトに年長者のお宅のお掃除を頼まれて、けっこう喜んでもらっている。
(取材や編集の仕事で培ったノウハウ、撮影現場でしごかれたノウハウ、そして舞踊団活動で大道具を持ち歩いたノウハウが、妙なところで役にたっている。)

マルムとセッチャンの事務所では20年ちかく大掃除に立ち会っているが、そのつどしこたまお土産をいただいてくる。(宝塚や日舞関係からの仕事をし、交際範囲の広い二人は、わたしが買えそうにもないブランド品が集まってくるのだ。)
えっちら、おっちら、欲の皮がrつっぱったマーニャは、腰が痛いのもなんのその、アドレナリン全開で、いただきものを運ぶのである。
今回の戦利品の一つが、サンタの帽子と、シナモンのベルである。

うひひ…と思って、タイガーにかぶせたが…。

**** まーにゃの戯言 *********
  首を振る猫にベルつけあぁ聖夜    笑子

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December 21, 2008

床の掃除で ダイエット!?

**日曜日の朝、窓辺にとまった陽光で目が覚めた。嬉しくなるような明るい日差し。こんな日は朝食の準備がいつにもまして愉しい。

さ~朝食を終え、今朝もフローリングワイパーで床掃除。
(陽の光は、容赦なく部屋のホコリを目立たせるからね…)――――
 ピカピカァ~♪♪と床が光れば、さらに心が軽くなるから不思議。\(;゚∇゚)/shineshine

次は、タイガーの毛でまだら模様になったホットカーペットを、固く絞った雑巾で拭き、毛屑をせっせっと1箇所にまとめ、掌にのせる。
 ニタニタァ~♪♪と、思わず笑みがこぼれる。このひとときの充実感。

で、部屋の空気が澄んできて、心身ともに、シャキーンとする。満足まんぞく大満足!

さて、ここでコーヒータイム。cafeshineshine
でも、決してカロリーの多そうなお菓子には手を出さないように…。せっかく、数グラムは減ったと思われる体重が、また元に戻るからね。

このゆったりしたひとときも、ニャゴ~と擦り寄ってくるタイガーの声で途切れることが多い。わたしの足をツメでチョンチョンとつっつき、ニャゴ~ニャゴ~とかきむしり、遊べ遊べと、うるさくつきまとうからだ。

仕方なく、クミコがもってきたネズミのオモチャを走らせる。
バタバタバタthunder ドタドタドターthunderthunder
気づくと、またもキャツの毛が舞っているではないか・・・・・。catdash

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遊び疲れて眠るタイガー。わたしとの間をさえぎる防波堤に、スリッパをおいてみた。もうここから出てくるではないぞ!といいつつ。 (実はこの2つのスリッパ、年も考えず未だに裸足でいるわたしを見かねたのか、アヤとユカがくれた誕生日プレゼント。)

タイガーは薄目を開けてチラッとみたが、聞く耳もたぬとはこのことか、わたしのことなど完全に無視。
ま、のんびりした日曜日に、少しはからだを動かせたのだから、キャツーに感謝しないといけないかな…。

昨日、「ある」のイガラシさんが、冬至のバスタイムにと、柚子をくれた。今夜はこれで身も心もリラックスできそう。


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***** まーにゃの戯言 *****
    床みがきすべるように陽は暮れて
         柚子湯にひたすからだもも色  麗鼓  spa

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December 10, 2008

愉快なだけでは…

11月28日金曜日の朝、アツコさんから携帯にメールが入った。
「ムンバイのテロ、誰も巻き込まれてないよね?あの美しいタージホテルがね…」と。

アツコさんが現役の頃、わたしたちはシャクティ&ヴァサンタマラ舞踊団のインド公演で何回かムンバイ(その当時はボンベイだったけど)に行き、タージマハールホテルにも泊まった。インドの宮殿の中でもことに有名な建物で、細部は思い出せないが、すべての部屋が陽光に包まれ、そのためか調度品がキラキラ輝いてみえたような気がした。

なんと、そのタージが、27日未明、ムンバイの各地でおきた同時テロの標的にされたのだから、ショックだった。impactimpactimpact

折りしも、11月19日南インドのゴアで公演があり、シャクティはヴァサンタ先生の喜寿のお祝いも兼ね、16日から10人ほどでインドツアーを組み、ムンバイを経由し、インド各地を旅行していた。(マーニャはタイガーとお留守番。)

幸いなことに、みなテロの数日前に帰国し、もっとも空港に長くいたシャクティとヨルグも水曜日にはオーストラリア・アデレードに着き、難を逃れた。(ヤレヤレ…。)

最近、インドビジネスの好景気を耳にしていた。が、ようやく、中間層が台頭しようとしていた勢いが、これで減速してしまうのだろうか。そんなことはないと思うけれど。
(少し前,シャクティが、インドの情勢はまだまだ分からないね・・・という意味のことをつぶやいていたっけ。)

火の粉は、インドばかりではない。アメリカから発信された金融不安の火の粉が、日本にも降り注いできている。

が、待てよ…。ここ数年、景気がすこぶるよいと聞いても、どこで?誰が? と、その恩恵に浴すこともなく、過ごしてきたから、ここ何ヶ月の不況報道も、ピンとくるようなこないような…。

小泉さん(元首相)の「痛みを我慢して!」の言葉を受け、うんうん、そうするよ・・・と思って、ここまできたからね。フリーランサーの稼業にしてみれば、不況話は、いまさらなのであります。(ただ、企業からの税収が減ると、いろんなところでひずみが生じてくるから、ちょっと心配。)(≧m≦)

一昨日、チンチン電車が走る町屋駅前で、日雇い労働者たちがバケツをおいて、山谷の炊き出しにカンパをと呼びかけていた。なんだか人事とは思えず、財布のなかにあった小銭を入れてきた。

こんな日は、白菜と鶏の水炊きを食べて、からだを温めるに限る。
そうそう、人生、愉快なことばかりじゃないからね。自己満足でもなんでも、五感を満足させないと、ね。

**** まーにゃの戯言 *******

     冬枯れて鍋に白菜おどる湯気  笑子  

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November 22, 2008

ヤモリの悲劇

 ヤモリは、守宮とか屋守、あるいは家守と書くんだよ、と聞いたことがある。なんだかご利益がありそう…。 なのに、なのに,ヤモリくんにはかわいそうな事をしてしまった。...。oо○**○оo。...。oо○**○оo。...。oо○**○оo。

 つい最近まで住んでいた、練馬区桜台でのこと。この区で最初に住んだ木造アパート(わたしは1階に住んでいた)でのこと。お隣は、少なくとも昭和初期に建てられたであろう古い文化住宅で、元校長先生だったといわれるD氏が一人で住んだいた。budcloverclover

 わたしの部屋の風呂場(バスルームと記すにはいささか気後れがする空間で…)の脇には、D氏邸の古い井戸があり、塀際にはどくだみが群生していた。台所の木戸の脇には火鉢を埋め込み水を張り、水草や蓮の葉が浮かんでいた。suncloudrainsunshine

 朝になるとD氏の庭に小鳥が訪れ、日中はいろんな猫が入れ替わり立ち代り、シッポを揺らしながら、マーキングして歩いていた。 あーくん。パー子、ミミちゃん、ミーコ母さん、わたしの飼い猫たちもこの庭は大好きだった。そうそう、あの映画みたいな風景だった。「三丁目の夕日」のような…。(*´v゚*)ゞ

 そんな環境だったせいか、ミミズ、ゴキブリ、ゲンゲ虫、カタツムリ、芋虫、カエル、そして今回の主役の、ヤモリがあたたかな季節になると、そぞろ顔を出した。mistsnailcherryblossomchickcat

*ヤモリさまさま、のはずが…snailsnailcoldsweats02weep

 そろそろ寒くなる秋のある日、一匹のヤモリが部屋の中へやってきた。「ようこそヤモリくん! わが家を守ってね!!」などといいつつ、何日か部屋を往来していただいた。
 ヤモリくんもわたしの厚意がわかるのか、けっこう居心地がよさそうに見えた。(不思議に飼い猫たちはヤモリを無視。追いかけもしなかった。)

 ところが、ぱったりと姿を見せなく なった。この家に飽きたのかな、いや、猫どもがついに食っちゃったか!? などと思いをめぐらせ、まぁ、仕方ないか…、といいきかせた。

 翌日、外出しようと、机の前に置いていたバッグを持ち上げた。と、ポトリと何かが落ちた。みると、ぺっしゃんこになった残骸があった。
 あ、あ、あぁ~無常!!! なんと、ヤモリくんの変わり果てた姿であった。annoy

 あんなに大事にしてたのに、マイバッグの下敷きになっていようとは…。 わが情けに、ほとほと情けない思いであった。bagimpactsweat01


****** まーにゃの戯言 *******
今日は、格言「情けは人のためならず」が、ピッタリかな。
ウゥ!? 上のような場合には、この格言を用いないかな? 後で調べて、また記しておきます。φ(・ω・ )メモメモpencil

 → やはり、誤用でした。 全文をみると「情けは人のためならず 巡り巡りて己が身のため」で、これからわかるように、「他人に情けをかけておけば、いつか、巡り巡って自分に帰ってくる」という意味でした。
 ゴメン!!!モジモジ(。_。*)))

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November 09, 2008

屋根の上の 物語

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屋根にはドラマがある。 そんな思いを抱く風景に時折であう。

* 雑草と 猫cloverclovercat
 昨年の春のこと、Shakti Studio の屋上にあがり、空をみあげ雲の流れを眺めていたら、ヒョロヒョロ~と風に吹かれる雑草がみえた。

 雑草がたくましいことは、よくわかっているつもりだが、まさか屋上につながる階段の小さな屋根に生えているとは…。しかも、荒川にかかる堀切橋を、すべるように吹きぬける風をまともに受けながら、「どうよ!」といわんばかりに首をあげている。 
 いや~、びっくりした! それは、ギラギラの太陽にさらされる夏を経て、晩秋に入っても、屋根にへばりついていた。

 それに反し、屋上のプランターの隅や、排水溝を住処(すみか)にした雑草は、やんちゃ猫のタイガーが、むしゃむしゃと口に入れ、ぺペッと吐き出し、無残な姿にされた…。

 人の手はもとより猫の手も届かぬ場所で、生をまっとうした孤高の雑草に、脱帽である。


* 満月と 校舎fullmoonhousenight
 堀切菖蒲園ちかくのわたしのアパートから、堀切小学校の校舎がみえる。寒い冬の宵、窓越しに何気なく眺めていたら、ポーと、まんまるい月があがり、校舎の屋根にさしかかつた。ただ、それだけのこと。なのに、胸の奥がツンとして、ため息がもれた。
 なんでかな…。

 誰が書いた物語だったか忘れたけど、窓の中に繰り広げられるさまざまな人々の暮らしを、月がみつめるという話しを、ふいに思い出した。
 う~む、mumumu…。アンデルセンかイソップか、はたまた????? 

 校舎にかかった堀切の月は、わたしの窓辺をどんな風に眺めたのかな? 月に映るわが姿はどんなかと、想像してみたが、己を客観的にみるのは、なかなかできないものだと、あらためて気づかされた。 
 

* アヴィニョンの空と 屋根bellcarouselponycarouselponynotes
 世界遺産に登録されているアヴィニョンの城壁内。古い町並みだけに、屋根と屋根、軒と軒が、仲良く隣接している。 ここ10年、毎夏、アヴィニョン祭へ、ヴァサンタマラ舞踊団員としてシャクティについて出かけているが、滞在するアパートはいつも同じ。お隣の方とは、すっかり顔なじみになった。 シャクティの話しでは、なんでも、旅行ものを得意とする作家さんだという。

 朝、窓を開けると、お隣の窓も開いていて、その奥に、ウィンドーズの画面がみえる。毎年かわらぬ光景だが、今年は、いつも見かけた猫ちゃんの姿がない。
 あとで、もれきいたところでは、数年、闘病していたおばあさんが亡くなり、すっかり意気消沈し、彼女のベッドから動こうとしないのだとか。 

 10年前にきたときと、かわらぬアヴィニョンの空。これまで、たくさんの猫たちとであってきた。―― メリーゴーランド広場にちかい2階の窓から顔をだしていた白猫、運河通りの裏にある駐車場で縄張り争いをしていた黒猫とキジ柄の猫、そうそう、メリキュールHOTELを牙城にしていた黒猫のリリーもいる。

 残念なことに、今年は彼らの姿をみることができなかった。 もしかして、わたしの知らない屋根の上で、空をみあげているのかも…。

 
****** まーにゃの戯言 ********
   風ふきて下天をよそに草そよぐ
    天と地をつなぎし月夜われを訊く 
     ぬくもりをさがす猫あり鐘ひびく   (笑子)
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October 17, 2008

もつべきものは、友達なのです。

 リンク: イヌが子ザルの父親に立候補!―河南省焦作市 - 速報 ニュース:@nifty.080912_09270001 Rimg0251
ね、次の項目は「め」だから、「もつべきものは友達」って、かきなさい。
「まーにゃ」なんてごまかさないで!
クミコはんはスタジオの階段をのぼりながら、ピシリといった。

先日、めだかの学校パート1で、メダカとカエルを、ごっちゃにして書いたら、即座に訂正メールを入れてくれたお方である。
「いやいや、ホンマにその通り」coldsweats01sweat01 穴があったら入りたい。
あなたのようなよき友達に、ずいぶん助けてもらってます…。とほほ…。

と、そんなことを考えながら、ニフティのHpを開けたら、冒頭のニュースがまっさきに飛び込んできた。
  ――中国の公園にあるサル山で、母親をなくした子ザルが、ほかのサルから虐待を受け、見かねたスタッフが警護に犬をサル山に入れたところ、そのワンちゃんはしっかり任務を遂行し、子ザルをおんぶし、守っているという。――とかなんとか、そんなことがかかれてた。

この場合、友達というより、保護者という感じだけれど。ふ~む、もつべきものは「犬猿の仲」かな!?

われらのタイガーくんは、シャクティいわく、「インディペンデント・キャット」。
まさに独立精神旺盛で、鏡のなかの己が姿をみつめ、手と手をあわせている。(冒頭の写真)
まさに、ひとり(1匹)で、「もちつもたれつ」のような…。
これまたいい感じ。catsleepy
 → ちなみに、目のまわりがくろいワンちゃんの写真だけど、今年7月、アヴィニョンの紳士服店でであったアイドル犬です。カワイイでしょ!!dogsun

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October 15, 2008

めだかの学校 パート3 豚もおだてりゃ木にのぼる!?

pigclub


「ね、わたしたち、誰もが、その気になれば、できるんだよ! 踊れるんだよ!」
「宇宙のエッセンスって、わたしたちの中にあるんや。だから、自分をもう少しプッシュして、枠の中に閉じ込めないで!」
「世界は広い! 愉しいよ~。いろんな人がいはってナ。踊りがあれば、そのエネルギーを通して交流できる。ね、みなで一緒にいこ!」

30年ほど前のこと、ニューヨーク帰りのShakti(以下シャクティはん)は、バティックに包んだEカップの胸をふわふわと揺らしながら、京都なまりのあやしげな日本語で、舞踊暦0年のものにも話しかけた。

「と、とんでもない!」  ;:゙;`(゚∀゚)`;:゙sweat01sweat01
だって、シャクティはん、
「レイコは踊るとエレガントじゃなくなるね」と、当時、アシスタントをしていたノブコさんにつぶやいてたじゃない! 
あれから、くそくそと(言葉が下品で失礼!)、練習に励んだんだからね。

★゜・。。・゜゜・。。・゜☆゜・。。・゜゜・。。・゜
ところが、何年か経つうちに、シャクティはんと同じ舞台に立つことになってしまった。
初舞台の演目は「サロメ」。次は「卑弥呼」。
こともあろうに、歴史に名だたる女性ばかり。 ヘ(゚∀゚ヘ)アヒャ

コロス(群舞)に人数が必要だっただろうし、舞台にかかる費用も半端じゃないだろうし…、ま、諸々の事情を加味した上で、シャクティはんわたしにも声をかけたんだと思う。
決して、踊りがうまくなったからじゃない。 
わかってたんだけど、「レイコはアタマがいいよ!どう!? 一緒に踊ろ!」と、満面の笑顔で声をかけられたとき、「ウン」とうなづいてた。 アレレレ!? の状態である。

ちょうど、なににエネルギーをつかっていいのかわからず、自分をもてあまし気味だったからかな…。いや、それより、アタマがいいなんて、それまでの人生で聞いたことがない言葉に、思わず、くらくら~としたのかも。

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それにしてもシャクティはん、人をみて、ほめたりけなしたりしながら、人をその気にさせる。魔法のようなテクをもっているような気がする。

そうそう、ユウコやクミコと、いつも話していたっけ。
「豚もおだてりゃ、木にのぼる、だね。うまいんだよ、わたしたちをおだてるのが」と。

いまも、「一緒に踊ろ!」といわれたら、また木にのぼっているわたしたちである。

****マーニャ「まーにゃ」で考える*****

幼い頃、きものをきて「あかいべべきた かわいい金魚」を踊った。
それが、数少ない踊りの思い出。
とても楽しかったことを覚えている。
あとは、小学校でみなで輪になって踊ったオクラホマミキサ(う!?、題名ちがうかも)。
男子と手をつないで踊り、つぎつぎと相手をかえる、あれ。
好きな子のとこにいくと、ドキドキ(!?)する、あれ。
たったそれだけの「踊り遍歴」なのに、なぜかな…。
英国から「スピリッツ・オブ・ザフリンジ」「日本賞」
ニューズウィーク日本版(05年10月)で「世界に誇る日本人100人」に選ばれたシャクティはんの、生徒になっちゃった。(*この詳細は「あからの始まり」05年2月に書いたけど)
ほんと、縁は異なもの味なものである。

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pigRimg0297pigclub なにを思って空をみてるのかな?タイガーは!?

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October 11, 2008

めだかの学校 パート2 インドで

「あなたたち、コリアン・アーミー?」
 1990年代のはじめ、インドのデリーだったか、ボンベイ(今のムンバイ)だったか、ちと忘れたが、メインダンサーのシャクティ(Shakti)を囲み、ホテルのプールサイドで、わいわいと水をかけあい、ヨガをしていたら、そう声をかけられた。

みな足腰がしつかりし、大地をガシッとつかむような気分で、いまでいう骨盤体操的な動きをしていたせいか、どうも、アマゾネスのような気を発散させていたのかもしれない。punchannoy

Cocolog_oekaki_2008_10_11_16_07 あのとき一緒にいたのは、ノブコ、タエコ、アツコ、ユウコ、クミコ、F1、そして、マーニャことレイコ…。
まだ、みな、肌がピチピチしてたなぁ……。happy02

「肉体は魂のテンプル」
前にも書いたけど、シャクティ語録のなかで、わたしがもっとも好きなセリフ。

あの当時、毎年、めざすテーマがあった。 例えば、セクシーにセンシティブにとか、ビヨンド・宇宙とか、なんかそんな感じのキャッチフレーズを、シャクティが考えた。
みな、年のはじめはーーよ~しそうなるよう、バンバンとレッスンし、心身を磨こうーーと、思うのだけれど。coldsweats01

いやいや、まだまだ、皆めだかだったんだから、結果よりもプロセスだよね!! mistfishsweat01

**** まーにゃの戯言 *****
 ガンジスを泳ぐメダカの夢をみる (笑子)

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October 10, 2008

めだかの学校 マーニャ奮闘記 パート1 

「あいうえお」順で書こうと始めた 裸足のマーニャのブログも、「まーにゃ、ポチりポチりじゃ」などと、己に言い訳をしつつ、まるで亀の歩みのごとく、ゆっくりながらも、なんとか「め」までたどり着いた。
(なんと、3年かかって、ようやくに、である。)

080531_12130003写真:パソコンに向かっていると、シャクティ・スタジオのタイガーが、 餌が足りないと訴えているのに何でよこさないんだ、アホ! とすねて横をむいた。その瞬間をパチリ…**

さて、前回、インド舞踊の「サンシャイン文化教室」閉館にかかわることを書いた。
書き進むうち、これまで、わたしーーまーにゃが所属する、シャクティの舞踊団、その母体である、ヴァサンタマラ印度舞踊研究所、そして、講師として出向いた名古屋・松坂屋ヨガ教室のことなど、いろいろなことが思い出されてきた。

♪:;;;:♪:;;;:♪:;;;:♪:;;;:♪:;;;:♪:;;;:♪:;;;:♪:;;;:♪:;;;:♪:;;;:
 ♪♪めだかぁの学校は~川のなか~ そっとのぞいてみてごらん、みんなでお遊戯しているよ~♪♪

童謡の「めだかの学校」ではないが、めだかのわたしは、さまざまな場所を泳いできて、なんとかカエルさんに成長することができたようだ。(--と思いたいところ。)

  → あれ、めだかはめだかにしかならないね…。 カエルはオタマジャクシが成長したものだったっけ。
  クミコから指摘がありました。あ~はずかし。ちっとも成長していないよね…。(ここのみ10月15日訂正)

時折、そんな四方山話を、思い出して記してみようかと…。 今日は、3日坊主にならないための、宣誓みたいなもの。ちと、大げさだけど、ね。
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September 29, 2008

虫の声 通りゃんせ 

一昨日、田舎でのこと。

寝床に入り眠ろうと目をつむると、どこからか聴こえる虫の声で、しばし天井とにらめっこ。

ねぇ、聴こえない!? と母に聞くも、聴こえんという。

そうかなぁ? 幻聴かなぁ? ま、いいや虫の声は無視!! などと思いつつ、知らないうちに眠ってしまった。



先週、9月25日の木曜日、25年ほど続いた「サンシャイン文化教室」(東池袋)のインド舞踊教室が終わった。

家賃の値上がりで、経営が困難になり、9月一杯で全講座を終了し、閉館したからである。

前任者の信子さんから引き継いで20数年。

ほんと、「走馬灯のように」の言葉通り、あれこれとあったことを思い出す。


インド通を自認するあやしげなヒッピー嬢、

前世の縁をことさら強調する文化人的ご婦人、

自己のパワーの強さを顕示する心理学追及者、

主人の好きな白い部屋を、いずれ黒にするわと、魔女のようにしわを寄せて話す童話作家、

東京にBig地震がないのは私のお祈りの成果とうそぶく眉ナシ夫人、

いやはや、いろいろな方が、わたしの傍らを通りすぎていった。
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あるとき、

他教室から助手と称し、無料で通うK.N嬢に気づき、呆気にとられたことがあった。


その当時、インド舞踊の文化教室は、池袋、東池袋、大手町、吉祥寺、横浜などにあり、大勢の生徒がいた。

そのため、前任の信子さんは、プロの踊り手になろうと、池袋教室に通う人に補佐を頼んでいた。

さて、信子さんの妊娠を機に、わたしが稽古を見にゆくことになった。


(こりゃ、えらいこっちゃ・・・と内心は焦りまくっていたが生来の楽天家気質、

シャクティに肩を押されるまま、講師なんぞになってしまった。

いやはや、魔物のような得たいの知れないご婦人の通う場所であった。)



1年ほどたった頃であったろうか、出欠をとりにきたサンシャインの人が、

あれ、カードのない方がいますが…という。

いえ、この方、先生のアシスタントです、と童話作家。

あらららら・・・・・

わたしは、そこでようやく助手もどきの存在に気づいたというわけだ。
(ノ∀`)・゚・。 アヒャヒャヒャヒャ



そんないかがわしさを払いのけ、風通しのよい教室をつくりたいと、

当面は、基礎の練習のみを行うことにした。

となると、生徒は一人去り、二人去り、正月開けの練習一日目にきたのは、エリさんのみ。

彼女も、わたしと同じいかがわしさを、他の人に感じ、遠巻きに眺めていたのだという。


その後、エリさんとマンツーマンで1年以上をすごした。

英知にとんだ彼女がいてほんと救われた。

それにしても、いま思うと、サンシャインの責任者はこの教室をよく閉鎖しなかったと思う。



そうこうするうち、広告会社勤めを経て子供を生んだいまも通うガッツのあるハルミさん、

ミュージカルの祐一郎さんが大好きで、踊りを愛する年齢不詳のアイコさん、

抽象的な創作刺繍の作家で、建造物を探索するビビッドなマサコさん、

そして、キュートなW大学生のアイちゃんがきて、

笑い声のたえない、いい感じの教室にかわっていった。



さぁ、10月から、堀切菖蒲園のスタジオに「木曜日午前コース」がスタート。

みなが通うことになった。 嬉しい限り!!!


***** マーニャの戯言 *******club

   虫さん虫さん、どこゆくの?
   草葉のかげにあなたの姿が消えたとしても
   わたしの耳には、いまも響いているよ
   
   あなたの声が・・・・・ う~ん、いい感じ!
   
   通りゃんせ、通りゃんせ、
   虫さん虫さん、通りゃんせ!
   
   奥の細道にいったとしても、
   あなたの声は響いているよ

   ほら、カリンの実がぽとりと落ちた、
   蔓珠紗華も線香花火のように芯だけになった、
   でもね、なんかいい感じ!

   通りゃんせ、通りゃんせ 
   虫さん、ありがとね! 
   いい響き声をありがとうね!

   今宵も、いい夢をみられそう
   ほんとに、ありがとうnotes

   
   

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September 20, 2008

むごん の 行

2008 9/19 土曜日

wave 台風13号が去り、少し晴れ間ののぞく午後3時。

秋の夜長の言葉が、ぴたりとはまる季節になり、

ようやくブログ再開の気分になりました。pen


さて、今日は「む」から始まる言葉を。  む、む、む……。

そうそう、無言、むごんでいこう!


わたしにとって、なにがつらいかっていえば、無言で過ごすことかも。

一日は、大丈夫そうだけど、二日続くと、つらいだろうなぁ。


そこで、スタジオ・キャットのタイガーに話しかける。

ところが、きゃつは、貢物をよこせと、いわんばかりの三日月目で、ギラリとにらみ、

ニャンともいわない。


はいはい、よござんすよ。 餌はあげられませんが、遊び道具であればーーーーー。

そんな気分で描いたのが、「お絵かき」のモードで描いた下の落書き。 

Cocolog_oekaki_2008_09_20_15_32

下手だけど、わたしのタイガー観をよく表していると思う。


ついでに、梅雨のひとときに、タイガーを見ながら書いた俳句を。


梅雨さむや爪とぐ猫の背を撫でて (笑子)  cat

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May 30, 2008

みっけ♪渋谷でレナ

みっけ♪渋谷でレナ
みっけ♪渋谷でレナ
みっけ♪渋谷でレナ
みっけ♪渋谷でレナ
ラララ〜〜♪
会いに行ってきたよ。大好きなレナ社長に♪ 4枚目の写真は、クレア編集長として過ごした月日を描いた本の宣伝ポスター。わざわざ銀座線渋谷駅まで行って携帯撮影。パチリパチリ。ついでに影もパチリ。
毎日、愛描タイガー(一番はじめの目のきつい猫)の目を盗み、猫ブログをチェックしてたら、レナ様が渋谷におわすというではないか。外苑の歯医者さんの帰り道、ブラブラ〜と会いに行ってきたというわけ。筠(=^▽^=)
ちなみに、猫ブログで私のお気に入りベスト5は、社長を引退し悠々自適のレナ、白黒模様のはっちゃん、レナの引退先.先住猫を紹介するレッツゴー3匹、点描blogの工場長.平太、そして、不思議顔のまこ。
なんともいい味わいのある猫ちゃんばかり。

あ〜ぁ、猫のいる風景て心休まるよ!

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まったりと 京都白川散策

まったりと 京都白川散策
まったりと 京都白川散策
まったりと 京都白川散策
まったりと 京都白川散策
5/26-27 京都へ。東山のふもとから、西南へ流れ、鴨川へ注ぐ白川の風情に参ったよ〜!
朝10時すぎから知恩院そばの川辺を散策。11時になるとはやお腹が空いたので、川沿いの店で「冷製ぶっかけ」を食べた。冷やしうどんの上にワカメ、お揚げさん、温泉卵、青菜などが盛られていた。
待つこと5分ーー。
あれれ、京都のおなごはんは、そそとしてるというけど、ほんまかいな!? と思うほど、よく喋るおばちゃんが2人て切り盛りしてた。

座卓は3つ。日本髪にした狸の置物、一見して安物とわかる九谷焼の飾り皿。どこでもありそうな店構えで、あまり味を期待せずに頼んだ。

うん!? あれれ〜〜♪ビックリマークが一杯つくほど、ウ、ウマーイ)^o^(!

嬉しい誤算だった。

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April 02, 2008

棒の上でなに思う?

棒の上でなに思う?
棒の上でなに思う?
4月2日、「インド教育」の取材を終え、いま一つ核心に迫りきれず、スッキリしない頭で、上野御徒町にたどり着く。
乗り換え駅の京成上野駅に向かう途中、不忍池の桜が目にとまり、人波をかき分け公園内へ。
人はいっぱいいるけれど、ぽっかり開いた池と空が騒音を吸い込み、なんかいい感じ。ふう〜、と息を吐く。

うん!? あれれ…、池中の棒に何かとまっている!
鳥だよ〜♪
近づいて携帯カメラを向けると、こっちをみた。で、パシャリ。
でもあまりよく撮れなかった…。

惑いなく不忍池の棒に鳥(笑子)

ままあれよ、ここは一息入れて…。鳥だって羽を休めてるじゃん!でもって、モスバーガーでティラミスとコーヒー飲んだよ。もう夕方5時。お家に帰ってシャクティスタジオへいかなくちゃあ。

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March 27, 2008

塀越しの桜

塀越しの桜
塀越しの桜
葛飾税務署からの帰り道。大通りなのに、ここが東京かと思うほど車も人もまばら。

青砥の何丁目だったかな……天ぷら屋さん、寿司屋さん、定食屋さんがこれまたまばらにあるだけ。ハイカラな洋食屋は一軒も見当たらない。

昔からの地主の家だろうか、アパートの奥の方に立派な門構えの家が見える。

少し歩くと3階建てのマンションも見える。築30年以上経ってそうだな〜。私の住む堀切菖蒲園のアパートより古いかも。
ただ道が広いせいか犬や猫を連れて散歩する人の姿が見当たらない。
こういう通りはちょっと苦手。
時代に取り残されたみたいで…。

あ、小学校だ!
あ、桜だ!

なんかホッと一息。春休みで子供の姿、先生の姿も見えないけれど、塀の外に三分咲きの桜がキラキラ輝いてた。

昔、田舎の家に桜があったことをふと思い出す。根元にオモチャやガラスの破片を埋めたっけ。

3月26日、塀を越え空に伸びる桜は、実に眩しかった。

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March 04, 2008

不思議な手手笛(ててぶえ) 心地よい風鈴演奏会

3月2日、久しぶりに暖かな、心地よい日曜日の午後。

さいたま市盆栽四季の家で行った、風鈴演奏会を聴きに行った。
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演奏家は、風音(かざおと)のS.Yさん。

実はマーニャ、数年前から彼をマークしていた。

東京新聞に載った記事にひかれ、シャクティがコーディネートしている、The Garage International の海外公演(アヴィニョンOFF、アデレードフリンジ、東京フリンジなど)に、参加しないかと、ひそかに思っていたのだ。

その思いが叶い、梅がほころびはじめた大宮へ、踊り仲間と一緒に足を運んだ。

演奏は思った以上によかった。

風鈴の音は自然な風のささやき、温かく包む陽の光のように全身をよぎっていった。

他にも、インドの縦笛、砂貼(さはり)の鈴(りん)などを用いて、音と光の波動を安らかに伝えてくれた。

が、この日いちばん感激したものは、手と手をあわせて吹く手手笛(ててぶえ)であった。

以外にもずしりとした音で、深く身体にしみてくる。指笛よりも、もっと重い感じだ。

風音さんは、鳥の鳴き声のつもりで吹かれたようだが、なぜか、わたしには狼の、オーォオー、オーォオー、という鳴声に聴こえた。

なんだろうなぁ…。

で、3月4日 桃の節句の翌日、ひさしぶりに一句。

********* 手手笛に眠れし狼伸びをする  笑子 *****
Photo
(写真は、Oha風便りより 奥が風音さん)

風音さんと共にコラボした、ボイス・光のユンイさん、クリスタルボールで演奏したクミコさん、二人とも素敵な歌と演奏を聴かせてくれた。

クリスタルボールは7つあった。不思議なことに、このボールとのコラボに入ったとき、それまで投げ出していた足を組み、シャクティに訓練されるときのヨガの姿勢、座禅になりたくなった。

無意識に、である。

後でわかったのだが、クリスタルボールは、それぞれのチャクラ(気が湧き起こるための7つの身体のポイント)をあらわしていたのだ。

まさに、シャクティの瞑想ヨガと同じ。

7つのエネルギーポイントに声(音)を響かせ、身体の細胞レベルを活性化させるというもの。

思わぬところで、シャクティ(エネルギーの意)を考える、そんなひとときであった。

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February 27, 2008

ひそかに小指を見つめる

ここのところ火曜日の夜、横浜帰りの電車内で、へっ!? と思うことが続いている。

先週は、足を踏まれた話し。(のんきにしてもいられない)

今週は、小指にまつわる話だ。


日暮里で、20時41分発ちとせ行(京成線)に乗る。開いた席めがけ、スススーーと、人波をくぐりぬけ座る。

隣の席に、坊主頭の、ちょっと見、俳優の奥田英二(名前の字が間違ってるかも…)のようなしぐさで、斜にかまえ、脱力状態で足を組む男性がいた。(40代かな。)

どっか、具合が悪いのか、ふう~、ふう~、う~、と2~3分に一度、低く息をもらしていた。


こちとらは、カタンコトンと揺れる車内であくびをし、今夜は足を踏まれることもなく、ヤレヤレと思いながら、ペットボトルの入った袋を取り出そうと、目を下に向けた。

と、そのとき、気づいてしまった。

男性の右手の小指、第二関節から先がないことに。

事故でなくしたようには見えない。あぁ~、この奥田風男性は、きっとヤクザさんにちがいない。

ずいぶん昔、刺青の人は見かけたことがあるけれど、こんなに間近で、小指の先がない人を見たのは、これが初めて。


見たということを気づかれないように、犬が気持ちを落ち着けるときみたいに、大きなあくびを何度かした。

奥田風さんは、以後、右手を出さず、左手で携帯をとり、電話をかけた。

ふだんなら、あの‐‐‐、電車内での携帯はご遠慮ください、なんていうのだろうが、小心者のマーニャは、息をひそめ、耳をダンボのようにしていた。

「お~、大丈夫か~。お金はあるのか?タクシーにでも乗れよな…。」

子分に話してるのかな、いや、もしかしたら、可愛い妹かも…。


電車を降り際、ふいと、奥田風さんの顔を横目で盗み見た。

目は、ラブラドールのワンちゃんみたいだった。


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February 25, 2008

ハイウェイを降りて

ここ数日、暖かだったが、一昨日から、厳しい寒波が大陸から押し寄せ、またしても日本列島はブルブルと震える冬景色に戻った。


昨日の朝7時、田舎の駅前からハイウェイバスに乗り、東京へ向かう。

途中、何か所かで休憩をとったが、諏訪湖の眺めに息をのんだ。

湖が凍り、その上に雪が積もって、白一色の世界が広がっていたからだ。

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ハイウェイバスを利用して何年も経つが、このところ、暖冬が続いていたので、このような諏訪湖を見たのは、これが初めて。

寒々とした光景に、からだの芯まで冷えてゆくような。

でも、自然が厳しければ厳しいほど、神々しさを感じる。手が届かないものへの畏敬の念か…。


さて、諏訪湖の次の休憩地は、談合坂だ。

ここは山梨県と神奈川県の境にあり、高台で展望も広がる。

そのせいか、中央アルプスを抱える内陸の諏訪湖と比べて、お陽さまが暖かい。


ふと見ると、「ミニミニたい焼き」をその場で焼いて売っているバンがあった。
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いつもなら素通りするところだが、諏訪湖の風景を見た後だったからか、ついつい財布を開けて、350円(10個入り)を買っていた。


風景と食べ物――。聖と俗――。

ハイウェイには懐をゆるます要素がいっぱい。


実は、昨日、夕方からレッスンがあり、クミコとハナと会ったのだが、このミニミニたい焼きのことは内緒。

ひそかに一人で食べようと思って。

でも、ひとりだとなかなか量が減らない。なんか、不思議…。

いくばかりかの生存競争は、必要ということかな。cafecakenotesnotes

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February 20, 2008

のんきに してもいられない。

横浜アカデミー教室からの帰り。いつものように、東京駅につき、東海道線から山手線に乗り換えた。

車内は10センチほどの間隔はあるものの、仕事を終えた人びと、いっぱい呑んで帰る人びとで、けっこう混みいっている。trainwobblypoutbearingsweat01

今日は、ブログに「の」のコメントを書かなくちゃ、「の」といえば、糊、海苔、ノミ、飲む、ノート、納品、野火、野菊、ノバラ、野良、乗り物、などなどあるけど、なにがいいかな…と、あれこれ考えていた。

グギーン→→→→→typhoonthundershock

ギョウレツ、モウレツ、な痛みが、足元から脳髄に達した。

スタイリッシュな先端がとがった長細の靴をはいた、20代のサラリーマン風の男性に、な、なんと左の足を踏まれたのだ。

こっちが顔をゆがめているのに、文庫本に目をやり、チラッと一瞥しようともしない。

テ、てめ~~、と怒るよりさきに、あまりに痛いので、思わず、その青年の背広をつかんで、、、、い、い、いたいじゃないの! 足、ふんだんだよ!! などと声を発してた。

ようやく本から顔をあげた青年は、すみません、と小さくいったきり。また本に目をやり、それですんだとばかりに、以後、一顧もしない。

痛い思いをかみしめていたら、すぐ傍に、酒でいい気分になっている不良老年が、グデグデ酒酔い女性をくどいている。


いやいや、山手線では、のんきにしていられないなぁ・・・・・・・・・・。

昨日は、つくづくそう思った。


荒川をこえ、アパートのある堀切菖蒲園駅のホームについて、ようやく足の痛みも消えた。

で、戯言がわりに歌を詠む。

 京成へしびれし足で乗りかえし荒川越えて焔(ほむら)しずまる (麗鼓)

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February 19, 2008

眠れぬままに、欲望のルンバ

4年ほど前、シャクティは、「欲望の領域」という踊りを、横浜赤レンガで行う。

わたしも、ヴァサンタマラ舞踊団のひとりとして舞台に立った。


はて、欲望、かぁ…。 

インド哲学的にいうと、この宇宙は一粒の欲望から、始まったと聞く。

ずいぶん前に、聞いた言葉だけれど、この意味が、わかるような、わからないような、謎に包まれたまま、ここまできている。


難しいことは、ちょいと脇におき、

欲望はありすぎても混乱しそうだし、、なさすぎても前進がないだろうし、ということだけは、わかる。


まさに、欲望の領域、を見つめないと。 しかも、これは人それぞれで、領域にも各々の幅があるはず。

引いてみたり押してみたり、 近づいてみたり、離れてみたり、 パワー全開したり、弱めてみたり-----。


うーむ、この欲望のルンバを踊るには、なかなかバランスを必要とされる。ホント、骨が折れるほど、大変だぁ。

まぁ、根をつめて考えても、答えがでないときは、歩くか、寝るか、ちょいと他のことをするに限る。


眠れぬままに、欲望ばかりを高めると、ビッグバーンなみに、爆発しそう…。

なので、小心者のマーニャは、そっと目をとじて、深呼吸。


***今日のマーニャの戯言 ―白昼夢ー ****

  この森に入ろう。

  かの昔、森に残ったという猫の姿を求めて。

  道なきみち、草をかきわけながら、欲望のままに。

  
  今日は月を受け止める、掌いっぱいに。

  明日は太陽を抱きしめる、胸を大きく広げ。

  明後日は水にたゆたう、全身をあずけて。
  
  いやいや、春の風にのろうか、髪をなびかせながら。


  足元のみを見つめ、行きたいまま、感じるままに、道をさがす。

  だが、銀河の渦のようなこの森で、かの猫に会えるのだろうか。

    
  そう、どこまで続くのだろう、この欲望の森は…。 
 
  猫の声など、聞こえそうにもない、森の奥まで来てしまったのだが。

   (2月19日水曜日)

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(欲望の領域 ―シャクティの写真より―)
(www.shakti.jp)

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February 18, 2008

ヌードなら、ヌードルだ~! 

誕生日には、踊り仲間のみんなで、ワイワイガヤガヤと寄せ書きをして、お互いにバースディ・カードの交換をしている。

わたしのカードは、いつも、くみこが選んでくれている。猫をオカシク加工したカードで、毎年、大笑いする代物だ。


さて、わたしの誕生日は暮れも押し詰まったとき。なので、今回の誕生日カードは正月明けにもらった。


アハッ ハッ ハッ~!!! 開けて、今年も大笑い。

なんと、タオルを頭にまいた猫がうっとりしながら、別の猫にマッサージしてもらっているのだ。
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最近、腰が痛い、足がしびれるなどと、弱音をはくものだから、

ゆかが、「ツボを押してあげますよ!」と、わたしのからだを、えいやぁ~、と威勢よくマッサージしてくれる。

これが、痛いこと痛いこと!!

やめろ~! といえばゆうほど、面白がって押してくる。だから、へたなこともいえない。

ぐっぐーむ、うむむ‐‐‐、ぐぎゃ~、などと音を発するのみ。


そのゆかが書いたコメントがふるっている。


「おくれ毛、つぎはぎだらけの赤ズボン、はがれたペディキュア、ひびわれたかかと…、今年も私の親指で元気付けます! Let't 指圧!! 今年もよろしく!」


いやいや、これで、もうグーの音もでませんよ。

(ちなみに、赤ズボンはレッスンのときにはく木綿のズボンのこと。古いほうがはきやすいので、なかなか捨てられないのである。
また、おくれ毛は、ポニーテールにしたとき、なぜか左の額の方の毛が、数本はねだす。 うーん、よく見ているなぁ)


カードを見ていて、ふと閃いた。

マッサージされている猫のボディ、当然のことながら、猫毛のままである。

わたしの場合も、服を着たままで、ツボ押しをされている。


そうだ! 今度ゆかに、素肌のほうが効果あるかも、っていってみようかな。

そしたら、きっと、いやだ!!! フンと、小ばかにした笑いを浮かべて、ツボ押しをやめるかも。


いや待てよ、それより後のたたりのほうが恐ろしいかも。

ヌード好きのオジサンみたいな言動に、罰金ものだ~、ヌードならぬ、ヌードルを食べさせろ! と、噛み付かれるかも。


ブルブルブル‐‐‐、触らぬ神に祟りなし、である。

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February 17, 2008

忍耐の ニコラス・コーチ

昨夜、テレビで「2008年四大陸選手権」(フィギュア・女子)を見ていて、オモシロ~と思う人がいた。

あの、安藤美姫選手のコーチ、ニコラス・モロゾフ さんである。


出番を控えたミキティは、集中力を高めようと、廊下を行ったり来たり。

その背後で、邪魔にならないよう、ティッシュの箱を抱えているハンサムがいる。。

まるで、姫に仕えるナイトのよう。なんと、コーチのニコラスさんだ~!

一瞬、目をこすったが、紛れもなく、ティッシュの箱を抱えていた。

おそらく、汗や鼻水をふくためのものだろう。


ふと、ティッシュの君だな~、と微笑んでしまった。


残念ながら、ミキティは4回転ジャンプを飛べなかった。

それが減点になったのか、結果は3位。

けど、こんな素敵なナイトがついているんだから、もっともっと上を目指してほしいな。

(密かに応援していますよ! ミキティ!!)

****2月17日日曜日 晴れ sunsunbud

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February 16, 2008

人気者ランキング

飼い猫が、ニャー と鳴く。 それだけで、うわっ、カワユイ!!=(*~*)= 

と、顔クシャクシャにして、かけよってしまう。  cat


ニャーニ? にゃんにゃのさ!? にゃ~だぁ! にゃんとにゃんと…などといいつつ、

おバカ丸出しで、頬ずりしようと、猫さまめがけて近寄るのだが、

フン! お前なんか知らん! とプイと背中を向けられる。

そ、それがまたいいのよ~と、ニッコリ、うっとりしてしまう。heart02lovelydashdash


「タイガーさま! 人気者ランキング1位 ですよ!!!」

ーーここだけでもいいで賞ーー とばかりに、キッスする。 が……。

***** 菫咲き猫毛ふんわり陽だまりへ 

                  空は笑うも諸手で抱く****** (麗鼓)

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February 15, 2008

長いトンネル

昨日、1枚の葉書をにぎりしめ、昭和通りに面した銀座の画廊へ出かけた。

高校時代の先輩、S・幸子さんの絵画を観るためだ。

葉書には「絵画受賞作家展」とある。幸子さんは9名の受賞者の一人であった。


幸子さんと会うのは、これが2度目。

昨秋、高校の関東OB会で、なぜか、彼女から声をかけられた。

「立ち姿が気になった」という。


どうあれ、興味をもってもらえたことは、ありがたい。

話すうち、幸子さんの初恋は、わたしの次兄だったということが分かり、え~と、びっくり。

妹のわたしに、兄の面影を見たのかな~?


その折、掌に納まるくらいの、コンパクトな作品集をいただいた。

もらった瞬間、懐かしいような、ちょっと怖いような、それでいて居心地のいい、不思議な感覚が広がった。

それは、題材のせいかもしれない。


簪(かんざし)や、手鏡、打ちかけなど、古い和の物が多く描かれていた。

○△□、形が少しいびつな感じを受けた。

だからか、どことはいえない部分に、擦り傷が入っているようで、観ているうちに、魂がゆれてくる。そんな印象を受けた。
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ギャラリーに掲げられた幸子さんの絵は、わたしの第一印象を裏切らなかった。


それにしても面白いのは、彼女は、高校時代まで絵心があるなどと、まったく思いもしなかったということ。

なんと、絵筆を握ったのは卒業後のことだという。

高校時代は、クラブにも入らず、学校と高校を往復しただけ、灰色の時代だったと、振り返っていた。


それがいまや、審査の厳しいことで有名な「新制作協会」で受賞し、第一線で活躍しているのだ。

道は、どこでどうなるか、ほんとうに分からないものだ…。

魂は、長いトンネルを好んで歩くのかも、などと思いながら、幸子さんの絵を観た。


かくいうマーニャも、高校時代は暗く、青春がばら色とは感じられず、空をみあげることが多かった。

それが、どこからどうなって、ここまできたのか…。

20歳すぎまで踊りをしたこともなかったが、世界で認められている舞踊家・シャクティについて踊っているのだから、世の中は、ほんとうに、ほんとうに不思議だ。


****今日の戯言*********

いつも田舎へ帰るときは、高速バスに乗る。

そろそろ古里へたどりつくという頃、恵那山トンネルに入る。

ここは世界でも有数の長さで、トンネルを抜けるまで30分弱はかかる。

トンネルを出ると、神坂(みさか)という地区に入る。

言い伝えでは、恵那山は、神様が赤ちゃんを包む衣を埋めたところなんだとか。
(詳細はまたの機会に)

そこで、今日もこじつけぽいが、哲学的な目線でしめくくらせていただきまーす。

そうなんだ、神代の時代から考えれば、トンネルの長さなど、神の瞬きの如き。

で、一句。 

 ***** トンネルを抜けて神坂の七曲 *****

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フリー素材 今日もわんパグ のワンちゃんです。(www.wanpag.com)


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February 13, 2008

時は、つらくても流れてゆく

はな嬢から、「近くて遠い道」読んだよ~、とメールが入った。

そろそろ自分も変わる時期なんだと思う、と人生の節目について書いてきた。

その文面を見ながら、ふとシャクティが昔、わたしにいった言葉を思い出す。


「悩んでも悩まなくても、時は経つ。 時は待ってくれないから、できるだけ、悩みごとは早めに切り上げよっ」



ここ数年、わたしは惑いの中にいた。

若い頃より、夢を追い、仕事に踊りにと、自分のしたいことを求め、

なりたいようになろうと思って生きてきたけれど、

ここにきて、な~んだ、こんな程度か、からだの節々は痛いし、仕事も踊りも、頭打ち、

で、お金もないしさ…、 あ~あ…、なんてため息をつく日が多かった。


ひと月ほど前、そんなことをシャクティ に話したら、

「もしかしたら、夢や、事を成就することを、なにか考えちがいしてたのかもよ」

「よかったね、いま、気がついて。 ぐ~んと落ち込めば、その分、跳ね上がるから」

と、彼女らしい 禅問答のような言葉がかえってきた。


そうだね、

どんな人生を送ってきても惑いはつきもの。年を経てくれば、悩みは数知れず。

だけど、それが次の喜びつながることを、ある程度、経験から知っている。

いまの迷いは、次へのステップじゃん。

そうそう、後どれだけ生きられるのかわからないのだから、 なるべく早く、悩みは切り上げよっ、と。



今年も花粉アレルギーで悩みそう。でも、それもこれも生きているからこそ。で、一句。

  ―――はな占い杉の子舞うもまた愉し (笑子)

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テルテル坊主くん、明日はどう?

「明日は明日の風が吹く」と、いうけれど、

先日、2月11日の祝日に、予定外の外出をすることになった。


午後になり、マダムN子さんの急な誘いで、歌舞伎を観に行くことになり、久しぶりに東銀座へ。

なんでも、夫婦喧嘩から旦那さまがムクレ、外出が宙に浮いたとか。

理由はなんであれ、お弁当付きに心がひかれ、かかる演目もつゆ知らず、いそいそと誘いにのったのである。


行ってみてビックリ!

な、なんと、松本白鸚(まつもとはくおう)の 27回忌追善公演であった。


時代物を得意にした名優だという定評があるだけに、出し物は、揃いも揃って、力作ばかり。

マーニャが観たのは、夜の部で、橋之助の十郎、三津五郎の五郎による「寿曽我対面(ことぶきそがのたいめん)」と、
幸四郎による「熊谷陣屋」、さらに、染五郎の「鏡獅子」だ。

いや~大作ぞろい、名優ぞろいで、体力がへろへろ~状態になって、家路についた。

染五郎の踊りは秀逸で、型の美、女と男の両面美を、優雅に迫力満点に踊っていた。

だけど、4時間ちかくにおよぶ、追善公演を見るには、もう少し、体調を調えるべきであったかと思う。



帰る途中、銀座・木村屋に面した交差点で、奇妙な人を見た。

レゲェ風の長い髪をし、地下足袋をはいたような男性が、腰を低くし、足を交互に、頭上にあげながら歩いていた。

なにかのパフォーマンスかな!? と思うけれど、なにがなんだか分からないまま…。

それにしても、銀座のネオンより、新宿のほうが似合いそうな人だったな~。


さて、明日はどんな風景が見られるかな? 愉しみ~。

   ―――風吹けばテルテル坊主が見得をはる (笑子) 08年2月13日


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February 11, 2008

月の兎

月に兎 がいるかも、なんて思ってたのは、いつの頃までだったかな。

かぐや姫や、兎と亀や、イソップ物語や、兎が登場するお話しは、けっこう多いし、

兎年ということもあって、わたしの、なんだか守り神みたいな気がして、空を見上げてた記憶がある。

小学校5年のときに、兎の指人形をつくった。たしか、いまも田舎の家にあるはずだ。

もしかしたら、今年、その家を取り壊すかも…。

古いものはほぼすべて捨てることになりそう。

わたしのもので残しておかなければならないものは、あまりないけれど、なんか、あの兎は残しておきたいな…。


そうそう、こんな唄があったっけ。

♪♪ うさぎ追いしかの山 小ぶな釣りしかの川 ♪♪♪

建国記念の日に、ちょっと、センチになっている マーニャでした。

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(写真は素材の森からいただきました)  


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February 08, 2008

近そうで 遠い道

ヤレヤレ、半年ぶりのブログめぐり。
これなら、マメに、書けると思っていたが、なんとまぁ、である。

「女番(スケバン)社長レナ」は見てるのに! と、踊り仲間のクミコ。
横から、、「はっちゃん」も見てるのに! とカリスマ店長(!?)の ユカが笑う。

「よ~し!」とばかりに、ようやく重い腰を上げて、ただいま、書き込み中。

ととと・・・、今日はこれでやめておこう。

ついつい、長々と書きたくなる性分だから。
ついつい、美しい日本語をと、力んでしまうタチだから。

で、あれこれ考えすぎて、結局、なにも書かずじまいになりやすいから。

そう、「ブログの心得」は、ぱっぱっと、思いついたら書く。

最初の目標は、「あかさたな日記」を書き続けること。
毎日書けば、1年で達成! と思っていたら、未だに、タ行をウロウロ。

「近そうで、遠い道」にしないためにも、
2月から、短くコメントをしたためよう!!!

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たんぽぽの綿毛ふわりと猫なでる
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2008年2月8日金曜日

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August 28, 2007

タイガーと、パソコンで涼む!?

タイガー さまは、猛暑に熱くうごきまわり、
  我が輩の 顔を 触るんじゃない! と唸った

8月20日 「猛暑日」はまだまだ続いた。
クーラーが苦手なので、よほどでないとスイッチ・オンにしない。
そのせいか、スタジオの3階は、時折、鉄板の上にいるよう。

で、なんかしていないと、暑さで心身ともにクタクタ、ヨレヨレになってしまう。

ふと階段を見ると、タイガーさまがお腹を出してデレーと寝ているではないか。
これこれ、これだ~~と、
「俺は猫じゃない、タイガーだ!」 と威張るタイガーさまを
パシャリパシャリとカメラで追った。

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うん?! 遊んでくれるのかい? と思ったのか、
骨折後、左右の長さが違う足などなんのその、トントントンと、すばやく階段を駆け上がり、屋上へ。
最初は猫じゃらしに、いい感じで反応していたけれど。
あまり、顔をツンツンしていたら、しまいには、ウウウウ〆〆、と本性をむき出しに。

あほ、なにしてんじゃい!と、顔めがけて飛び掛るは、
腕は噛むは、いやはや手に負えない、問題行動に発展にした。

こんなときは背を向けるのが一番いい。

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さてさて、疲れたタイガーさまと、マーニャはパソコンの置いてある机へ。
お気に入りの「女番社長レナ」のHPを見て、ゲタゲタ笑い、つめた~い水を飲んでほっと一息つきました。
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レナさん、ありがとう!!

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August 20, 2007

たからの -旅- アヴィニョンの猫

猫のいる劇場 アヴィニョン
 にゃんにゃん記録 
  07年7月の ガレージシアター
 (ホテルメリキュール・ポント・ドゥ・アヴィニョン内

プロバンスの強烈な陽射しが、
キンピカの法王庁のマリア像を照らしている。
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今年の7月も、例年のようにシャクティ&ヴァサンタマラ舞踊団員として
マリアさんを見上げながら、石畳をせっせっと歩く日々を過ごしてきた。

☆演目は、「恐山(Osorezan)」と
「ダンス・オブ・インディア」。

舞踊団は私のほかに、京都のまゆらとF2(史子)が参加。
東京の久美子、京都のF1(文子)は、今回、お留守番。


さて、今年の収穫は~~~。アヴィニョンといえば、やっぱり猫。


*劇場猫、リリーと再会!

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はて、リリーの飼い主は誰かな?
おそらく、ホテルに隣接するアパートの人のようだが、さだかではない…。

真ん中の影絵のような写真は、7月23日午後10時前、
ガレージで最後のショーをしたクラウンさんたちと別れ、
ひとりアパートへと急ぎ、階段を昇ろうとしたら、
トコトコトコ〆〆〆と、わたしに付いてきたのである。

うわ~、シアワセ!!!
別れ際、頬ずりもさせてくれたし…。

帰宅してから飲んだ白ワインのおいしいこと!


*時計台の近くで、グレーと白のぶち猫と出会う
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7月28日、前日に公演を修了し、ステージの撤去もすませ、
ヤレヤレと、F2ちゃんとペチャペチャお喋りしながら、アパートに向かっていたら、
カフェテラスに座る、それはそれは美しい猫さんを発見!

わたしはガシッと猫の頭をつかみ、
F2ちゃんは、やさしく頭をなでなで。
(ちなみに、F2の脇の段ボールには衣装が入っている。)

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August 18, 2007

たから はどこ? 涼を求めてあっちこっち。

*ブログ不精のマーニャ。
それでも、昨日まで続いた猛暑が、ひと段落し、
27℃の涼風に誘われて、「ココログ」をクリック。 

    ――今回のテーマは「宝もの」にしよう。
 さてなにが飛び出すかな…。


*その1 宝のような、田舎の夏祭り

 夏祭りで、8月11日から16日まで、田舎の中津川市へ。
東美濃から木曾に連なる山間の街といっても、盆地だから、太陽はめちゃくちゃ強く、温度は連日35℃以上。
15日なんて、車で30分の多治見市で、日本最高気温40・9℃のを記録をマークしちゃった!! 
中津川でも38℃はあったんじゃなかかな。

 (田舎では12日に中津川花火大会、
13日においでん祭、 14・15日ぎおんばのお祭りと、
暑さなんてなんのその。連日お祭りでにぎわって、いい感じ。)

 (そして、母と一緒に、2人の兄の家へ。
お嫁さん、姪っこや、甥っこ、彼や彼女、その子どもらと、
大勢が集い、久しぶりにわいわいって、楽しんだ。
もちろん、お墓で草むしり。冷蔵庫の掃除など、日々のお務めもしたよ…。)

 (こんな長閑なひととき、どこにでもある平凡なひとときを過ごせたことに、感謝!!!)

 さて、16日夕刻、高速バスに乗り込み帰路につく。
小仏辺りで渋滞はあったものの、50分遅れで新宿へ。
神宮の花火を見終えた浴衣姿のオンナノコたちを横目にしつつ、山手線から京成線へと乗り継ぎ、
17日零時の音と共に東京・堀切菖蒲園のスタジオにたどり着く。

 ととと…、東京もアヂィーー、あちぃ、暑いよう!! 

 部屋の布団に横たわると、底から熱気がエイリアンのようにあふれだし、
体がぐら~んと持ち上げられちゃった…。

 タイガーは、バス・トイレのタイルにへばりついたり、
はては、お腹を出して、蛙のように寝ている。
猫じゃらしを鼻先に突きつけても、
「オレハシラン」と、目を固定したまま睨むだけ。

 そんな、いてもたってもいられない状態から、今日は開放されたのである。
シ・ア・ワ・セじゃ~!
このひと時、まさに宝ものじゃ~。
(日本語としては変かな…。でも許して!)


*その2 宝石箱から飛び出した花火 江戸川の大輪
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花火の撮影は:久美子でーす。
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8月4日土曜日

 花火好きのシャクティに誘われて、江戸川の花火を見に行く。
同行者は、舞踊仲間の久美子、はな、そしてベノンさん。
(ゆかと亜矢は都合があって来られず。)

「世界一だとの評判だよ!」とシャクティ。
半信半疑だったが、いや~凄かった!
久美子が黙々と撮った写真に、凄さの一旦が…。

 それにしてもシャクティが花火好きとは知らなかった。
もっとも京都生まれ、「大文字」を見て育った彼女だから、さもありなんか。

 花火が始まる2時間前から川原に出かけ、
ワインを飲みながら待つひとときは、これまたなんともいい感じ!!
宝箱から次々とでてくるように、世界一と呼び声の高い大輪の花火が
次から次へと打ち上げられて、ほんとうに贅沢なひととき…。


** 江戸川に昇る火の玉花咲かせ宝舟とて夜空を翔る
** 

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June 06, 2007

空に聞いてみる。 今日の気分は?

空は、なんで「そら」といい、「空」とかくのであろうか。いや、あまり考えないでおこう。迷路にはまりそう。

それよりも、いま、なぜか空色が心地いい。いや、水色というべきか。 どっちだろう…。

あ、そうそう、水面は空を映す、鏡にもなるんだ。

見上げる空もいいけれど、川や湖や沼や、そして、田んぼに張った水に映る、そんな空の色もステキだ。


 友を呼ぶ鳥追いかけて空翔る

 水田に雲走りゆき青みまし

 空見上げきみの心の音を聴く

 


 

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April 23, 2007

そしていま、瞬きの中で。

そしていま――新しい部屋で、空気を入れ替え、
 瞬きする「いま」を味わっている。 その幸せ…。
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戌の年も、早や4月も半ば。
すでに桜は散り、薄紫に染められた藤棚からは、幾重もの房が風に揺れている。
1週間もすればゴールデン・ウィークだ。

この3ヶ間、めまぐるしく過ぎていった。
1月末に住み慣れた桜台から堀切菖蒲園へ引っ越しをした。

ようやく引越しの挨拶を終え、ほっとするまもなく、3月31日、4月1日、横浜赤レンガ倉庫ホールで、シャクティ&ヴァサンタマラ舞踊団の定期公演「シェヘラザード&ジョー」の舞台に立った。

今回は2部構成。1部はシャクティ&ヴァサンタマラ舞踊団の「千夜一夜」、2部は、ゲストにお迎えしたアメリカの現代舞踊家、ルイス・カヴラス氏の「ジョー・リバー」である。

シャクティは観客の魂を震えさせ、五感に訴えてくる。相変わらず凄い踊り手だ。

彼女と出会った頃、火のようなエネルギーを感じ、その舞踏に圧倒させられた。
いまは火だけでなく、水を、風を、光を、闇を、大地を、空を、宇宙の塵芥を感じさせる。
そして、、ここに存在することの不思議さ、楽しさ、宇宙の真理について考えさせられる。

舞台は幅1,5mほどの階段と、天井から吊り下げたサリーのような何色もの長い布のみ。
それを揺らし、それを体に巻きつけ、それに掴まり、それで空を飛ぶ。
観客はそれぞれの心を投影し、自分なりの解釈で「千夜一夜」を見ることになる。

シャクティはかるがると、創作舞踊の真髄を見せる。
「わたしたちは、みな宇宙の一片の存在よ」、「そして、ちっぽけでも、ここにいるわたし、そこにいるあなた、石も木もすべてのものみな宇宙の中心なのよ」とーーー。

かたやルイス氏の舞踊は、映像と語りのコラボで現代の普通の男・ジョーのいまを、日記風に切り取ってみせる。学生時代のジョー、踊り手になろうとしたジョー、同性に興味を抱き、失恋するジョー、旅するジョー――ー。いまは断片となって、川のように流れてゆく。

舞台には、手のひらサイズの玉がいくつも、無造作に置かれている。
スクリーンに映し出される四季折々の風景はモノトーン風で、過去からいまへと疾走してゆく。
そして時折、玉が光りはじめ、ルイスは玉を拾い別の場所へと移動させ、流れゆくいまの断片を惜しむように、ひとところへまとめたり、いまの束縛から逃れるように、玉をあっちこっちへと離したりする。

ルイス氏もまた、彼が培った現代舞踊の技法で、ひとりの生、ひとつのライフを見せてくる。
「ぼくは誰でもない、ぼくはぼく」と叫ぶジョーの声が、時折、フラッシュバックのように浮かび上がる。

過去から現代へ、いまを流れるジョー。
過去も未来も、すべての時を物語にかえるシェヘラザード。シャクティとルイスは、「いま」の素晴らしさを、その肉体で表現し、観客を魅了した。


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April 14, 2007

背筋を伸ばして ――天と地をゆき交う風

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2007年2月17日(土)曇り
 物語に始まりと終わりがあるように、人生もまた。

先月、1月15日23時すぎ、舞踊団のゆうこがあの世へと旅立った。
同じ舞踊団メンバーの久美子と私が、そのことを知ったのは翌16日の夕方。死因は急性心不全。

「元気だった頃の印象のままで…」と、彼女は一切の見舞いを断った。わたしたちはその意思に従うしかなかった。昨年1月末、目と脳の検査入院から、ホスピスの病棟で亡くなるまでの1年間、見舞いに行くことは叶わなかった。

脳のどこが悪いのか? 今の医学では理由が見つからなかった。半年間は、薄れ行く意識、鈍くなる動作を、否応なく見詰めるときだったろう。彼女のそのときの心情はどのようなものであったろう…。

ゆうこは立派な体をもっていた。身長1m62cm、女性には珍しいほどの筋肉質。肌の色は南の国の人のように浅黒く、胸はバーンと張って大きかった。早稲田大学時代、倶楽部に体育会系の登山部を選んだだけあって、重い荷物を持っても見劣りはしない。しかも頭脳は明晰であった。
(私の母は彼女のことを密かに紀香と呼んでいた。あの藤原紀香である。)0506_114


踊りを彼女が始めたのは20代半ば。外国語学校に勤めていた。4、5年経ったころだろうか、彼女はをその学校の運営引き継ぐことになり、以来、校長であり、舞踊団員という暮らしを22年続けたのである。

家は国分寺、学校は吉祥寺、スタジオは堀切菖蒲園。ハードな日々ながら、校長になる前と変わることなく2時間かけてレッスンに通い、舞踊団員として海外公演にも赴いた。一度も弱音を吐かなかった。

バランス感覚のとれた素晴らしい女性であった。


17日、シャクティが豪州より帰国し、20日の告別式で弔辞を述べた。ゆうこはシャクティが海外から戻る日を図ったように息をひきとった。その意志の強さにあらためて驚く。

弔辞の中で、シャクティは
「始まりは終わり、終わりは始まり。どこかでまた会うと思う。これからも、わたしたちと一緒に旅をしよう!」
と、遺影に語った。

棺の中の彼女は「眠れる森の美女」であった。
シャクティとお揃いの、紺地のサテンのスリップドレスを着ていた。

「さようなら、またね…」
彼女の頬にそっと触ってこの世のお別れをした。仕事で来られなかったゆかの分もこめて触った。ゆうことペアを組むことの多かった久美子は広い肩を小さく揺らしため息をついた。亜矢はいつものように静かだったが、コホッと咳き込んだ。はなは子供のように号泣した。

「さようなら、またね…」
もう一度つぶやいた。京都の舞踊団、F1、F2ちゃん、ヴァサンタ先生、そこに集えなかったみなの思いもこめて。

戒名は「麗雪裕薫大師」。
後日、お母さんから焼き場で雪が降ったと聞いた。「裕子の霊だろうか」と話し合ったという。

それにしても、ゆうこは最後まで背筋を伸ばして生き切った。弱音を吐かず、微笑みの記憶をわたしたちの中に植えつけて…。

風が吹く日、空を見上げると、天と地をつなぐなが~いサリーが幾重にも揺れている。
裕子とわたしたちをつなぐ道。
「さようなら、またね…」

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October 31, 2006

素顔になっちゃう 涙と笑い2

芒(すすき)の季節に
 俳句をひとひねり  

「空薄く芒が原に風の浪」 笑子

最近の句である。ちなみに笑子はわたしの俳号だ。
「空」ではなく、「雲」がいいのでは…といわれる方もいる。
が、わたしには「空」のほうが、今の気持ちにそってくる。

あの空の下に雲があり、
あの空の上に果てない宇宙がある。0506_316


空という薄い膜によって、地球は覆われ、
紫外線など、宇宙から届く幾多もの放射線から守られている。
そのことに対する畏敬の念に似た驚き。


踊りの仲間が、いま闘病中だ。彼女がわたしたちに姿を見せなくなって、10ヶ月。
20数年の間、レッスンで汗を流し、舞台に立ち、泣き笑い、時に言い合った。
それだけに、ぽっかりと穴があいたようで、淋しいというより、悔しい。
肉体の限りを否応なく知らされたからだ。

母の誘いで、短歌を始めた。
彼女のことを歌わないでいられなかった。


陽はゆがみ窓に葉裏くらくらと風吹くままに影は踊れる
 (9月スタジオの窓から見えた桜の梢を見て詠む)

悪戯な黒南風(くろはえ)ふらり足を止めひとついいかと影を吸い込む

アマゾネスと誇りし殻を脱ぎ捨ててひとり影つれ紗羅の樹の辺へ

桜餅のごとき顔だと笑いあう紗羅の淵へと旅立たずとも

日は燃えて日は高々と大河にてナーガの叫びに乗るや君よ

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October 02, 2006

素顔になっちゃう 涙と笑い 1

――流すなら血よりも涙 (イタリアのことわざ)――
 10歳の少女は
   「泣くもんか、泣くもんか…」と唱えた。

「涙を流すことは、ストレス解消になる」という。
 それなのに、涙をこらえ、素の顔を見せまいとしたときがある。小学校3年生、10歳のときである。

 ある日の昼休み。(季節は覚えていない。)白いチョークをもち、黒板に向かい何かを書いていた。と、一人の男の子が近づき、スカートをずり落とそうとした。

 振り向きざまに相手を睨む。とたんにパシッとびんたが飛び、頬に痛みが走った。殴られたことが悔しくて、ものもいわず席に向かったが、無視したことがいけなかったのか、少年は火に油を注がれたようになり、席についたわたしの頬を何度も叩いた。

 ジンジンとした熱さが頬を包んだが、なぜか涙はでてこなかった。ただただ、少年を睨んでいただけだ。

 この騒動に、気づいた子は少なかった。席が窓際の前のほうだったこと、昼休みで多くの子が運動場に出ていたからだ。それでも、居合わせた子たちがいる。彼らは一様に貝のように押し黙り、少年に注意する子はいなかった。

 運動場から戻ってきた子達の中で、ざらついた教室の気配を感知した子もいたようだが…。

 ぽつんと、取り残されたようで、孤独だった。「あ~ひとりなんだぁ」と、このとき初めて強く意識したような気がする。「仲のいい子でも助けてくれない」という思いに襲われた。

 午後の授業が終わるまで、机の一点を見つめ、「泣くもんか…、泣くもんか…」とつぶやいていた。不思議なのだが、わたしを殴った少年を「憎い」という思いはなかった。

 少年は乱暴な子、粗雑な子といわれていたが、それほど悪い子だと思ったことはなかった。生い立ちを知っていたからかもしれない。たくさんの兄弟がいて、お父さんを早くに亡くし、ボロや屑を集めて家計を助けていた。丸坊主で小柄な体、大きな目がクルクル動く、やんちゃな顔の子だった。給食を残すと、「残しちゃだめだ」と小突かれたこともある…。


 あの日、ようやくランドセルを背負い教室を出た。家へ帰るのがいやだった。母はわたしの顔を見たら、きっと少年を責めるだろう。気が重かった。子供の内輪もめに、大人が介在することを、本能的によしとしなかったからだ。

 家族に顔を見られまいとうつむき、背を向けて家に入った。が、紫色になった頬を隠しとおすのは無理だった。母は驚き、その日のうちに学校へ連絡を入れた。

 翌日、先生は少年の名前を伏せて、「このようなことを起こさないように」とみんなに向かって注意した。それで一件落着。少年はその後、わたしに悪戯をしてこなかった。時どき、彼はいまどうしているのかな?と思うことがある…。

 それにしてもあの時、涙がでてこなかったのは、なぜだろう。20歳を過ぎてから、ドラマを見て涙したり、歌を聴いてほろっとしてみたり、30歳すぎて、「涙の数は女の勲章よ」と強がってみたりしているが…。

 「子供の世界に生きている」という、潔癖な少女なりの、自負のようなものがあつたのだろうか。それで涙が出てこなかったのだろうか。


*言葉の窓*
「流すなら血よりも涙」
 イタリアのことわざらしい。いつまでも争い、血を流すよりも、泣いて終わりにしたほうがいいという意味かな!? 真意はわからないが、そう解釈したい。


 

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September 18, 2006

「幸せ」と、じゃれあう

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♪幸せは歩いてこない。だから歩いてゆくんだねーーーーーー♪♪

「幸せの形」その2: 猫にかつら

 話は古いが、今年の4月2日付けの新聞を見ていて、はたと目が点になった。2005年度朝日広告賞で、「準朝日広告賞」をとった、スヴェンソンの猫の写真である。

 あれれ----,シャクティ・スタジオで飼っている、われらの愛猫、タイガーに似ているけど、なんだか様子が変だな!? タイガーは、トラ柄で首筋のヘアーは長い。拾い猫ながら、元はノルウェー・ジャン・フォレスト・キャットか、メイン・クーンという種類では?と思うほどだ。(ま、よくある飼い主の欲目かも…。)

 で、またよくよく写真を眺めると、その横に、<見た目も行動も自然。自分の頭髪と変わらない生活を実現するカツラ>とのコピーが。

 なんと、ライオンの鬣(たてがみ)に似せて、猫にカツラをかぶせていたのであった! しかもこの猫、まだ若い。生まれて一年くらいのように見える。カツラをかぶる年代(?)でもあるまいが。

 ライオンのたてがみは、大きく長く立派なほど、メスにもてるらしい。そんなことをどこかで聞いたことがある。人は、カツラをつけると、はげている状態より若く見え、溌剌とした印象を与えやすい。異性にアピールするだけでなく、身だしなみの一環として利用する人もいるだろう。

 カツラは内気になりやすい人の心を開放的にさせ、社交性をもたせるための、コミュニケーション・ツールかも。

 ただ、スヴェンソンの「ネコライオン」を見てたら、モデルの猫くんがいじらしくなってきた。だって、カツラなんかなくても十分、いい男(女かも)なんだから。まっすぐ、前を見詰める目のつぶらなこと!少女マンガのヒーローのように、目の中に星が光っていて、いい感じ!! 

 モデルをしていた時間はどれくらい? ご褒美はもらえたのかな? 出演料がカツラだったら…。きっぱり断るよね。まだ、小判のほうがいいって(なわけないか…)。
 ーーまぁ、 人の場合、カツラをかぶって、それで幸せになれるのなら、それでいいようね。

 それにしても、幸せを実感するのは自分の心。人目、はた目も大事だけれど、それより、「ネコカツラ」を笑い合える友が、一人でも二人でもいるほうが、やっぱ、わたしは嬉しいかな。


*笑い合えるひととき
 最近、とても大事な友が病で伏せた。出会った頃、態度でかいなぁと思い、最近も「なにさぁ!」なんて思うことも時々あったけど。そんなこんなのじゃれあいが、懐かしさに変わるほど、遠くの場所に行って、見舞いに行くことすらできなくなってしまった。

 一緒に笑い、踊り、口喧嘩し、食事した。幸せの形なんて、なかなか見えないもんだけど、共に過ごした時の重みが、じんわりと温かく体に沁みこんで来る。--あぁ、これかもね、幸せって--と思う。

幸せは見えないからこそ、なんだかんだと、無駄なことも含めて、一所懸命、身づくろいするのかも。生きている間は、「幸せ」らしきものと、じゃれあっていけたら…。


言葉の窓: 猫に小判


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May 31, 2006

静かな湖畔 幸せの形

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静かな湖畔の森の影から もう起きなよとカッコが鳴く カッコ~カッコ~カッコカッコカッコ~♪

「幸せの形」 その1:鳥の卵
 遠くに南アルプスをのぞみ、日本100名山で知られる恵那山の麓で育ったのだが、郭公(かっこう)という鳥の姿を見たことがない。鳴き声も小学校時代に音楽の授業で習った歌で知る程度。同じカッコウ科のホトトギスの声はよく聞くのだが。

 ところで、カッコーの子育てについては聞いたことがある。なんの鳥だったか親鳥が餌をとりに出かけた留守中、巣の卵を落とし、自分の卵をそこに産みつける。帰ってきた鳥はそんなこととも露知らず、後生大事にカッコーの卵を温め雛に孵すというもの。

 「静かな湖畔」で、優雅に飛ぶ鳥たち。何を善とし、何を悪とするのか…。弱肉強食について、はたと考え込んでしまう…。が、それにしても、種を残そうとする、生き物の世界は、すごいな~と、しみじみ思う。と同時に、幸せについて、一面的には語ることができないなと、つくづく思う。


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April 24, 2006

坂を上って

百年の時を経て、浮かび上がった道、よみがえった空

 ねずみの巣だった荒れ家が取り壊された。門先に立ち、ゴロゴロとむき出しになった石積みの上を見上げると、人が通り、車が行きかう道がある。「こんな風景があったんだ」と、些細なことが胸に沁みた。家々に囲まれた空間から雲を見上げた日々。それから開放された喜びは大きい。

*坂に面した家0506_339

 ふるさとの家は中津川宿(なかつがわじゅく:現・岐阜県中津川市)の旧中仙道に面した下町(しもまち)にある。かつて、ゆるやかな坂道になっていて、安藤広重が描いた柳の枝が垂れる大川から、駒場(こまんば)へと続く道であった。江戸の頃、本陣から5分ほど離れたこの辺りは、わが家がポツンと建つくらいだったという。

 家の門を背にして左には急坂があり、その先に間(はざま)酒造の杉玉が見える。坂の上にはお塔頭(たっちゅう)さまがあり、祠が祀られている。なかなか趣のある眺めだ。間酒造の前の枡形の道を曲がると、途中に銘菓で名高い川上屋がある。江戸末期に暖簾をだしたお店で、くず栗を集めてつくった中津川名物の栗きんとんは、他の店よりおいしいのではないかと密かに思っている。
 
 祖母が母に伝えた話では、いま中仙道といわれている新道は、明治につくられたものだとか。旧道から一軒分離れた位置に、坂の傾斜をなくすため石垣を積みあげてつくった道だという。そして、道が移動したことで空き地が出現した。となると、ここに住みつく人が出てきても不思議ではない。案の定、「川原の石が敷かれ流木が組まれ、あれよあれよという間に、何軒かの家が建った」そうだ。

 このため、我が家に面した旧中仙道は裏通りとなり、いまは幅1メートルほどの小さな道を、数軒の住民が利用するだけ。行き交う人の姿より、猫の足跡のほうが多いかも。

*遮断された道 
 門から右を眺めると、かつてここが中仙道であったとはとても思えない。数歩のところに、中村(なかむら)地区から引き入れた用水があり、高さ30cmくらいのコンクリートが道を遮っているからだ。この用水は新道の地下をくぐらせたた土管から、一つは旧道にそい、もう一つはわが家の庭を通り抜けて、杉野町(すぎのちょう)で合流している。数十年前まで、旧道ぞいの用水には橋がかかっていたのだが、公道にもかかわらず、道沿いに住む人が通り抜けることができないようにしてしまったのだ。いやはや…。

 そこの主はどこかへ行ってしまった。そして、道は未だに道でないままだ。

*ぽっかり開いた空
 いいもわるいも、子供の頃は隣家がすぐ鼻先にある感じで、私は裁縫をするおばあさんの傍らで、空を見上げ、あの山の向こう、あの雲の彼方へ行ってみたいと思っていた。

 昭和30年代、わが家の敷地内にはおじさんの印刷工場があった。いくつかの要職についていた父は顔が広く、それやこれやで、いろいろな人が出入りした。ある年、おじさんの工場が経営難に陥った。父は負債を肩代わりし、工場を引き継ぐことになり、母は勤め人の妻の身から、職工さんにまじり汗水流して働く身となった。紙で切った指の傷の間にインクが染みて痛そうだった。はた目にも厳しさが伝わった。

 10数年後、おじさん家族は引越し、工場は青木という場所へ移転した。ほっと息をついだ父と母は、工場跡に離れを建て、おじさんたちが住んでいた跡地には日本庭園をつくった。子供たちが遊び、犬が走り回った原っぱは、「雑木林風にしよう」と、二人はせっせと木や下草を植えた。

 ゆるゆると時が流れ、木々がこんもりとした林になったとき、父は病に倒れ長い在宅介護の末、4年前に亡くなった。一人になった母は、ぽっかりとあいた胸の隙間を埋めるのに必死であった。

*街道から俯瞰する
 今年の3月、思いもかけず、ふるさとの家の視界が開けた。新道と旧道の間にあった荒れ家が取り壊されたからだ。広がった空から春の陽射しが風と共にゆれ、庭の梢で踊っている。車が行き交い、人の気配がする。時として、世の中から隔絶されるような感覚に陥いった空間が、新たに息を吹きかえしたのである。

 新道にあがり、荒れ家のあったところから、わが家を眺めて驚いた。門の脇にある石灯籠、梅や桃の木、母屋の前の松、平屋建ての薄墨に光る屋根…。もとは隠居部屋だったと聞くわが家。何代にもわたり築きあげてきた家人の思いがいまも息づき、そこかしこに百年の香りが、立ち上っていたからだ。

 花粉が飛び、埃が舞う春。季節の変わり目に大儀そうな様子の母だったが、手を引き、坂を上り、街道にあがった。母はわたしが思った以上にその場にたたずみ、声をなくした。金沢の地から縁あって嫁いだ先で起きたもろもろが、走馬灯のようにかけていき、あらためて「清(きよ)ちゃんの家っていいね…」とつぶやいた。清ちゃんとは父のことである。

 私も、中仙道の新と旧を上り下りする小さな旅を母として、ほのぼのすることができ、沈む夕日に思わず手を合わせていた。


 
  

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January 30, 2006

ぐーぐー 腹の虫を鳴らせるものは、空気?

1月末日、ヨガの虫につづき、虫に着目。
 今回は腹の虫(*)。

 
*お腹がすくと、なぜ「グーグー」と鳴るの?
 たぶん、咳くしゃみ、鼻水をすする音、おならなどは、異物や消化物などが体外へ出るとき、それぞれの内容物が空気と触れることで、空気が振動し、その波動の長短で、それぞれの音になるのではないかしらんと思う。

 では、からだの中から発する腹の虫はどうか? 胃や腸を移動する食べ物が、胃壁や腸壁にゴツンゴツンとぶつかる音か? はてさて分からないなぁ…。

*空気が圧迫されると、音になる!?
 一説によると、胃袋は空腹がひどくなると、強い収縮が起こるそうで、これを「飢餓収縮」というらしい。もちろん空腹時だから、胃の中に食べ物はない。空の胃袋にあるのは空気で、収縮によって空気が圧迫されて「グーッ」と鳴るのだという。

 20年近く前、父がフィルムカメラの「イオス」をプレゼントしてくれた。大事にしなくてはと、カメラ店に出向き、レンズのほこりを吹き飛ばす備品を買ったことがある。ゴム製の風船の先にブラシがついていて、風船を握ることで空気を押し出し、その勢いでほこりを吹き払うというもの。こちらの音は、シューシューと清々しい、耳に心地よい音だった。

 おそらく胃もそのように空気を押し出すのであろうが、胃の場合は、「グーグー」と濁音になる。「お腹がすいた!」「腹ペコだ~」「めしよこせ!」と主張するには、濁音でないと効果が半減してしまうのかも。
――音にみる「人体の不思議!」だ~、と妙に納得する。

 昨夜は、「ほうれんそうと豚しゃぶ」、「はんぺんのチーズはさみ焼き」を食べる。おいしかったよ! お腹の虫はごきげんになり、静かに眠ってくれました。まずは、めでたしめでたしです。

* 腹の虫 寒に沁みる今宵七草   笑子


*余話―― 好物のエビフライと、魚肉ソーセージのソース焼き
 母が「マーニャ」と呼んで、慈しんでくれた幼い頃から、お腹がすくと落ち着きがなくなり、母やおばあさんの周りをうろうろ。
 忙しくて相手にされないときは、隣のおばさんの家にあがりこみ、魚肉ソーセージのソース焼きをねだったものだ。

 昭和30年代半ば、三世代の同居は珍しくもなく、兄弟は3人以上の家庭が多かった。その頃の食べ物は質素で、かぼちゃの煮物、塩鮭、大根のつけもの、青菜の胡麻和えなどが食卓に並んだ。当時、小学生のわたしは、ゴマすりや、鰹節をけずるおばあさんに呼び止められ、よく手伝わされたものだ。その頃の木製の削り箱は、まだ実家にあるはずだ。

 わたしの好物は、1にエビフライ、次はすき焼きとカレー。ケチャップたっぷりのオムライスも大好き。これらはたいへんなご馳走だった。

 グーグーとお腹が鳴ると、母に内緒で「かっぱえびせん」や、「マーブルチョコ」を戸棚から取り出し食べていたっけ…。あまり食べると気持ち悪くなると分かっていても。手はとまらない。よくブラウン管から流れていたCMの通り、「とまらないとまらない♪ かっぱえびせん♪」状態であった。

 最近、簡単な家庭料理にめざめたわたしは、祖母や母がなにげなく調理した食べ物の味が思い出され、わけもなく、しみじみとさせられる。年をとった証拠かも。でも年をとることって、さまざまな妙味が少しは分かるようになり、それはそれでいいもんだなと…。強がりではなくそう思う。

 先日、大根と里芋で西洋風の香味煮をしたところ、これがやけにおいしかった。大根の葉や皮も捨てずに利用したよ、と母に話すと、電話口で母はさらりといってのけた。「貧が食を豊かにさせる」と。いやはや、言いえて妙でした。


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January 23, 2006

気の精 ヨガの虫

2006年1月戌の年 
裸足のマーニャは相変わらず素足のサンダルばき。

1月21日(土)――東京に雪が降る。
 葛飾にあるシャクティ・スタジオのレッスン場は、
みなが集まったときしか暖めないので、時折、冷凍庫なみの室温になる。
この日はまちがいなく0度を下回っていたはず。


 アイスボックスから取り出したばかりのように冷え切ったフローリングに素足で立つ。
準備運動からアラオと呼ぶステップを1番から8番まで行っても、足の指は凍結したように固まり、芯までひやひやである。
 ところが、ある時点を越えると、このひやひやした感触が心地よくなってくるから不思議だ。冷たくとも、それなりに血液が循環するせいか、ただ単に慣れるせいか、はたまた諦めか…。


近頃、ヨガがブームだと聞く。
 わが師、舞踊家・シャクティは、タントラ・ヨガの修練を積んでいるが、ヨガを前面に出してPRしていないので、生徒数が増えることもない。

 タントラ(*)は密教の祖ともいわれるヨガで、肉体の中から気(エネルギー)を湧き上がらせ、宇宙の気と一体化させようとするもの。
 さてさて、「言うは易し行うは難し」である。きちんと心身の鍛錬を積んだグル(師匠)のもとで、行を積まないと危ない。半端な思いですると心身のバランスを崩してしまうというヨガである。


 幼い頃、素足が好きで外に飛び出したものの、家から数メートル離れた草むらで、泣いてばかりいたという軟弱なマーニャ。これでは、タントラ・ヨガに歯が立ちようもない。

 一方、「暗い道が怖いなら、その場に立って闇を友達にしてごらん」とお父さんからいわれ、実際、鞍馬のお山でよく遊んだというシャクティ。強靭な心身はこの頃から培われているようだ。


(ちなみに、シャクティのお父さんはカルカッタ出身。哲学に精通し、タントラの真理を見つめ、ガンジー学院を開いた学者さんである。
 お母さんは、満州生まれ京都育ち。一見物静かな大和なでしこだが、単身舞踊の修行にインドへ出かけ、「まばゆいばかりの太陽と岩穴の闇との落差に心惹かれた」という情熱的な行動派、。
 幼少のときよりこのような両親に育てられたら…。想像に難くない。いまシャクティは、哲学と舞踊、そししてヨガを通して、人々にエネルギーのありようを伝えているが、幼くしてその道に立つべくして立った人といえる。)


 心身の一致、宇宙との融合、光と闇、生と死、エロスとタナトス――わたしが出会った当初からシャクティは難しい用語をすらすらと述べていた。20歳そこそこであったが、すでに大きなオレンジ色のオーラに包まれているように見えた。年若くして老成した部分があった。
 そう、心身にみっちりと汗をかかせた賢い彼女は、準備ができていない人びとに、いきなりタントラを教えるような無謀なことはしなかった。

 私を含む舞踊団員や、研究生には「ナティア・ヨガ」なるものを教えてくれている。簡単に言えば、踊りを通してのヨガである。これついては、またの機会に書いてみたい。

*念ずれば花開く!? 

 私は横殴りの雪を眺めつつ、レッスン場に立ち、踊りの神様といわれるシバ神の像を思い描きながら、片足をあげて念じてみる。

――気のせいでもいい、「気の精」なるものが花冠のように頭上に開き、少しでもオーラを放ち、宇宙の気を全身にキャッチできますように…。そしてそれをさまざまな生物と分かち合えますように…。


 10分もからだを動かしていると、足元にざわざわと冷たい「ヨガの虫」(マーニャの造語)が這い、足裏を刺激する。はたして、この虫は「チャクラ」と呼ぶ、肉体の中にある7つのエネルギーポイントを昇ることができるだろうか。


 25年にわたって行ってきたナティア・ヨガ。「ヨガの虫」は未だに足元にとどまり、ざわざわと騒いでいる。
 以前からだが、私の体は右に対し左半身が弱い。そのせいか、左足に負担をかけたようで、この数日の寒さも手伝い、足裏は弾力を失い、かたーくなってしまった。おそらくタコができたのであろう。

いやはや、悟りにいたる道は、甘くない。

言葉の窓
タントラ
 「Google」を検索していたら、『タントラ秘法の書』という項目にゆきあたりました。示唆に富む素敵な言葉に時の経つのを忘れて見入ってしまいました。タントラについて軽率な言葉で書き込むよりも、この項目を見ていただいたほうが、イメージが広がるように思います。
 無断で引用するのはルール違反かもしれませんが、少し抜粋させていただきます。


「」
74 シャクティよ 全空間を自分の頭の中に吸収されたものとしてみる。 光輝のうちに

75 目覚めているとき、眠っているとき、夢見ているとき、自分を光であると知る

76 暗夜の雨の中 その暗黒に入る 諸形態の中の形態として


「空の哲学」 ~ 
100 自分の受動的な姿形を 皮膚の壁に囲まれた 空虚な部屋と観る

111 優美な者よ遊べ 宇宙は空っぽの貝殻、その中で あなたの心は無限に戯れる

112 支えなく永遠で 静かな空間 その空間の中に入る

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September 28, 2005

鐘の鳴る街――アヴィニョンの橋で輪になっておどろ…。

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「カーンカーンカーン」
 朝早く、城壁に囲まれた石の街に,法王庁の鐘が響きます。7月だというのに、朝の空気はヒヤッとして、体温のさがったおきぬけの肌をなでていきましす。

 道をへだてた空き家の小窓には、なんの鳥か、数羽が羽根を休めています。パンの焼ける匂い、カフェオレのかぐわしい香りが、路地を抜け、赤瓦の重なりあう屋根の隙間から、4階の部屋までたちのぼってきて、お腹の虫もいやおうなく目覚めさせられます。


 ここ6年、毎年7月になると、南仏の街、アヴィニョンへ向かいます。シャクティの舞踊団員として、そして舞台のスタッフとして「アヴィニョン・フェステバル」公演に出かけるからです。
 約3週間、プラス・ピーという場所にあるアパートを借りて過ごします。数分のところに大きな市場があり、その周りには、カフェやレストラン、パン屋さん、コットンのお店など、さまざまな店があり、とても便利なところ。
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 厨房に立ち、食事の支度をするのは、いつもシャクティ。私たち舞踊団員はみな食べる人。(でも片付けはしますよ!) シャクティは料理好き。頭がいい人は、お料理も上手というけれど、ほんと、そうです。


 今年の出し物は、「美女と野獣」、そして「ラーマヤナ物語」。どちらも評判はよく、ほっとひと息。 「美女…」はシャクティが出るので好評を得ても不思議ではありませんが。彼女抜きの作品はちょっと不安。(こんな弱気では、お客さんに失礼なのだけれど。)

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 でも、仮面劇の「ラーマ…」は、子供に受けました。これはシャクティの読みどおりでした。ただし、わたしはシータ姫を踊ったものですから、子供の夢をこわしてはいけないと、舞台が終わり、彼らがドアの外にでるまで、仮面をはずせませんでした。

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それにしても、5歳くらいの少年少女に、うっとりされたり、投げキッスをされたり。ユニークな体験でした。仲間からは、「一生に一度の体験」と、からかわれる始末。
 アヴィニョン駅から、まっすぐ、法王庁の広場に向かうと、途中にメリーゴーランドが回る広場があります。そう、ここは南仏の夢の街。「橋の上で輪になっておどろ」と歌われる街。多少、トウがたっていても、「お姫様」気分に浸り、ひととき、夢をたのしんでも許されそうな街です。

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「カーンカーンカーン」、この街の鐘は、小気味よく鳴り響きます。


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 舞台会場はザ・ガレージ。ホテル・メリキュールの会議室を借りて、舞台をつくります。ここはアヴィニョウン橋に向かうゲート脇の素敵なホテル。
 支配人はマリーピエールさんという女性です。受付の人、、メイドさん、ホテルの人びと、みな素敵です。
 どう素敵かって? 笑顔がいいのです。そしてその周りでお店を開いている人々の笑顔もいい!! ほんとに温かい方たち。
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 でも一朝一夕にそうなったのではありません。ホテルの方は別として、意外にみんなシャイなのです。1年経ち2年経ち、少しずつ心を開いてくれました。

 そう、私たちの働く姿を見、チラシをもって街を駆け抜ける姿を見守っていました。そうこうするうち、笑顔を絶やさない人たちと、私たちに好感をもったらしく、ひとりふたりと、会場に足を運んでくれるようになりました。

 なんといっても、この舞踊団、メインダンサーが率先して、舞台裏の仕事をします。今年などは、2畳分はあるかと思う重い板を何枚も、。スタッフにまじって運ぶのですから。
 いやいや非力な私でも、いやおうなく動くようになります。シャクティの舞台は踊るためだけでなく、会場を0から創りあげるスタイルです。さまざまな仕事をこなさなくてはなりません。

 いつも、ザ・ガレージを利用し、アヴィニョン公演に参加される花柳衛菊(はなやぎえぎく)さんにも驚かされます。小柄な体ながら、とてもタフなのです。「足袋がすべらなくて便利よ」といいつつ、照明を片付けてくれ、さらに一緒になって、重い板を運んでくれました。感謝感激です。


 素晴らしい踊りの仲間たちと過ごした7月は、マロニエの樹を揺らす風が、すんだプロバンスの空の彼方に引きつれていきました。
 8月に入ると、シャクティは英国スコットランドへ旅立ちました。エジンバラ・フェスティバルがあるからです。ここでは、わが舞踊団仲間の、くみこと、ゆうこがシャクティをフォローしました。わたしより、体の立派な彼女たちは、100人馬力!? かも。

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 8月も終わり、9月も過ぎていこうとしています。東京のアパートの一室で花に水遣りをしながら、時折、鐘の鳴る街の空が思い出されます。

俳句1/ 神と呼ぶ蝉しぐれの街 鐘が鳴る (笑子)

 アヴィニョンのお土産屋さんには、ブローチや小箱、あるいは花活けに、蝉をあしらったものを多くみかけます。なんでも、蝉はこの地域の守り神らしい。カトリックの街だが、こんな民間信仰が、今も残っているとは!
 そんな思いから、8月も終わり、ヒグラシの音を聞きながら、一句ひねりました。

俳句2/ 夢の翅 兜のままに蝉むくろ (笑子)

 これは、田舎の庭の木に、脱皮できぬまま、あの世へと旅立った、蝉の姿を見つけ、俳句によみました。いま、小さな神棚の上に、以前に拾った美しい蝉のむくろとともに飾ってあります。

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September 26, 2005

驚き桃の木山椒の木ーー猫目の月

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 驚きは、いくつになっても必要かも。日々の暮らしが停滞気味のとき、スパイスのような役目を果たすから。もちろん、いい出会い、よい出来事で驚くことが望ましいけれど――。

「台風一過の空はきれいだ」とよくいわれます。ほんとにその通り。9月25日日曜日、幸いにも、午前中に東京をかすめる程度で過ぎ去った台風17号。翌26日、月曜の未明に眺めた夜空の美しいこと!
 黒猫の半眼のような上弦の月、闇をかすかに揺らす星ぼしの瞬き、薄く移ろう雲のこどもたち――。「神々の戯れ」などというきざな言葉を使いたくなるほど、息をのむ夜空でした。
 特に、やんちゃ猫のタイガーに鼻をツンツンつつかれ、眠いのを我慢し、しぶしぶ屋上へ上がっただけに、目の中に飛び込んできた月の眺めは、鮮烈でした。

 と、昨夜のことを思い出しながら、ここまで書いてきて、なんだか鼻を突く臭いが…。振り向くと、ジュージューと銅のヤカンがうなっています。しまった!と思ったときはすでに後の祭り。空焚きをしたヤカンの肌は赤黒くなり、カラカラに焼けていました。

 あ~、こんな驚き、ほしくない!! コーヒーを入れようと、ヤカンを火にかけていたことを、ブログに没頭し、すっかり忘れていました。油断大敵、まさに「勝ってかぶとの緒をしめろ」です。(ちょっと古い喩えかな…。)

<em>★言葉の窓/ 「驚き桃の木山椒の木」>
 どこからこの言葉がでてきたのか、今のところ十分、調べていません。誰かわかったら教えて。

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June 30, 2005

縁は異なもの味なものーーえっ、シャクティスタジオで猫を飼う? 

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3ヶ月以上、ブログをお休みしてしまいました。

 ここ数ヶ月、シャクティ・スタジオで猫騒動があり、なおかつ、7月2・3日の横浜赤レンガ倉庫での「美女と野獣」公演のリハーサルやら、プレスリリースのまとめやら、チラシまきなどで、あたふたしていたためです。

 さらに、7月10日から8月2日まで、フランス・アヴィニョン公演へ(このことは次回にでも書きます)。落ち着いてパソコンに向かえないので、せめてもと、ブログのリッチテキストをプロバンスのものにしておきました。


――さて、久しぶりの投稿ですが、今日は猫騒動の顛末を。

 事の起こりは3月16日午後11時のこと。レッスンを終え、久美子とゆか、そしてビデオなどを作ってくれるべノンさんの4人でスタジオを出て堀切菖蒲園駅に向かいはじめました。
 数メートル歩いたところで、べノンさんが、「なんか変な歩き方をしている猫がいる」といいました。近づくと、トラ毛の子猫が足をひきづり、マリ歯科医院の軒下に身を隠そうとしていました。
 交通事故にでもあったのでしょうか。


 頭が一瞬真っ白になりましたが、ほうっておくことはできませんでした。飼い猫のように見えます。飼い主は心配しているのではないだろうかなど、さまざまな思いがよぎりました。

 久美子とゆかの思いも同じでした。冷静なべノンさんだけは一応反対しましたが…。3人の耳には届きません。わたしは噛まれないよう、着ていた革ジャンを子猫にかけてから抱きかかえ、みなで近所の原動物病院へ走りました。


 あいにく先生はいませんでしたが、家人の方が応対してくださり、「零時には戻ってくる予定なので、そのときに診てくれるだろう」とのこと。久美子とゆかから治療費をカンパしてもらい、わたしだけいったんスタジオへ。

 私用をすませた原先生は、疲れているだろうに、いやな声も出さず、携帯に電話をかけてくれました。(ありがたいことです。)

 診断の結果、子猫は足を骨折していることがわかりました。レントゲン検査の上、手術が必要かもしれません。即刻、入院です。一応「酒井寅次郎」と名づけました。葛飾にゆかりのある"フーテンの寅さん"にあやかって。

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 さあ、これからが大変です。この子猫の飼い主、あるいは里親を探さなくてはなりません。治療費もかかります。チラシをべノンさんがつくってくれました。

 万一、飼い主が見つからなかったら…。私が今住んでいる部屋では猫を飼うことができません。久美子も同じです。ゆかはすでに3匹も猫を飼っています。踊り仲間の裕子、はななどにも声をかけましたが、やはり飼うことはかないませんでした。「田舎で飼えないか」と高齢の母にもちかけましたが、「自分の年を考えると、責任がもてない」という返事。もっともなことです…。

 
当時、スタジオの責任者、シャクティはオーストラリアにいました。わたしたちの判断をどう思うだろうかと、不安がよぎりつつ、事の次第をメールしました。
「あなたたち、答えはわかっているでしょ!? もし保護しなかったら私の生徒ではないわ」


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 結局、寅次郎は「タイガー」という立派な名前をシャクティからもらい、スタジオ猫としてみなで飼うことになりました。シャクティは年の半分以上を海外で過ごすので、不在のときはわたしが中心になり、久美子とゆかの3人で面倒をみることになりました。裕子とはな、そしてその場に居合わせてしまったべノンさんらは、強力なサポーターとして協力することになりました。


 骨折当時、か細く泣いていた子猫は、いまやヤンチャ坊主と化して、飛んだり跳ねたり、ねずみの玩具に猛突進したりしています。
 当初はおとなしかったので、里親探しのとき、「お年寄りでも飼いやすい猫」と、さかんにアピールしたのですが…。見る目がありませんでした。猫の皮をかぶるとは、まさにこのことでしょう。

余談*縁は異なもの味なもの
 猫騒動が起きた前日、わたしは薩摩切子の取材のため、鹿児島市の島津庭にいました。桜島を背に散策すると、日本に数少ないといわれる「猫神社」があり、お参りをしてきました。母にいわせると、猫の聖霊がタイガーを呼び寄せたのだろうといいます。
 まさに、縁は異なもの味なもの。


 


 

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March 16, 2005

うしろの正面、だあ~れ?

RIMG0008猫の主(あるじ)は憐れかな――。 

 4匹の家猫と2匹の通い猫を15年ほど飼っていた。家猫はミーコ母さん・アー君・パー子・ミミちゃん、そして通い猫は、ニッキとタローという名であった。
 5年前の6月、ミミという名のメス猫をあの世へ見送った。それが、猫との暮らしの最後である。

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 アー君・パー子はミー子母さんの子どもで、2匹とも白黒だ。黒目がちで甘い顔をしたアー君は、大きなあくびをしたところから命名した。
 目やにをつけた目細のパー子は、器量よしとはいえないものの、妙に愛らしいので、ちょっと揶揄ってつけた。迷い込んできたミミちゃんはよくある名前だけれど、ミミズクみたいな顔だったから。やんちゃでおませな鉄火肌の娘だった。


 猫との思い出は尽きないが、春先になるとアー君の背中を思い出す。

 暖かいのか冷たいのかわからない、春の風がふわ~りと吹くある日、喫茶店「チャミ」のママ(以下、チャミさん)に誘われて、桜台の居酒屋へ足を向けた。

 真砂久保通りから、新桜台駅に近い路地を右に曲がり、数メートル進んだとき、塀の上に数匹の猫がいた。その中に、見覚えのある白黒の猫がいた。

「あれっ、アー君じゃない!」
 声をかけると、1匹の猫が目を丸くして(そう見えた…)振り返った。たしかにアー君であった。が、そ知らぬ顔をし、ささっと背中を向け、植え込みの中に走っていってしまった。

 散歩先で家人に出あい、喜んでくれると思っていた私は、肩透かしをくった気分…。いやいや、猫にとって恋の季節。家人なんか目じゃないか。

 数時間後、チャミさんと別れ、ほろ酔い気分で部屋のドアを開ける。と、アー君は何ごともなかったように、籐椅子の上に丸まって眠っていた。
 あんまり悔しいので声をかけた。「うしろの正面、だあ~れ」と。 一瞬、耳をプクッと動かしたが、目を開けない。狸寝入りならぬ、猫寝入りか…。

  それにしても、猫にとって餌をくれる人が主なのかな!? いいえ、いろんな人が言っているように、猫は己自身が主。そう思い知らされた出来事でした。

 春の夜、猫目が光る路地をふらり、ウォーキング。
  ――歩け歩け! 天まで歩け!――月と影がお友達。

 で、アー君のことを思い出し一句よむ。
      「鈴つけて鳴くよ今宵も猫の道」 (笑子)


★<コラム1:>俳句の窓 猫にちなむ俳句を拾ってみました。

 猫の思い=季語:初春 類義語:猫の恋
 猫の子=季語:晩春

 「両方に髭(ひげ)がある也(なり)猫の恋」 (来山)
 「猫の子が道の一町先へ来て」 (山口誓子)
 「黒猫の子のぞろぞろと月夜かな」 (飯田龍太)


<コラム2>:猫歩きの体得/ 
    物見遊山・かんたんウォーキングをみくびるなかれ

 歩くことはからだにいいというけれど、どうしてなんだろう? 1歩足をだす、さらにもう片方、そして3歩目。いつもしていることだから、ほんとに効果があるの?と時折、思ってしまう。

 健康を考え、1日1万歩をめどに、大きく肘をふって、大またで歩きなさいとか、時折、早や足や後ろ歩きをすればさらに効果的といわれる。

 私は、取材記者という仕事がら、歩くことも務めのうち。まして、舞踊家シャクティを師とあおぐ身なれば、動くことを億劫だといってはいられない。それでも、健康だからといって、ウォーキングシューズにはきかえてまで散歩する気にならない。

 
私ですらこうなのだから、歩くことを習慣づけていない人は、もっと億劫なんだろうなと想像できる。急激に体重が減ったとか、見違えるほど若返ったとか、目に見える効果がないと、気持ちがなえてしまう。「やっぱ、歩くのやめた」となりがちだろう。

 そこで、見習いたいのが猫歩き。

 いい出会いを求め、ブラブラ~と季節に誘われるかのように歩く。春ならば、梅、牡丹、桜、桃、さまざまな木々を求めて。 異性との出会いを求めるのは、オス猫の喧嘩に見るまでもなく、傷を覚悟しなくてはならないが、花追いならば、そんな危険もないだろう。

 そして、気に入った場所、ものにはマーキングを行う。当然のことだが、猫や犬のようにおしっこをかけるのではない。写真におさめたり、スケッチしたり、歌を詠んだり、そんなことだ。

 日本には、物見遊山(ものみゆさん)という言葉がある。ウォーキングの極意は、それかもしれない。そう考えると京都にある「哲学の道」だって、物見遊山の場といえる。


 今日の私は、こうして「こころぐ」を書き、飽きたら大きなあくびして、10畳ほどの部屋をうろうろと。そう、室内で哲学の道を歩いているんだ。
 うわ~、マーニャもいっぱしの哲学者! 天国の猫ちゃんたちも微笑んでいるような気がする。
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February 27, 2005

いつからか――素足が心地いい

 昭和30年代まで、田舎の家には、釣瓶(つるべ)落としの古い井戸があった。
その周りにビロードのような触感の毛をもった雪の下や、どくだみなどの野草が自生していた。
幼いころ、それを摘んでは、ままごと遊びの材料にしたことを思い出す。
その横に、祖父が耕した小さな畑があったらしいが、その水周りのことしか覚えていない。

 「困った子だった」
当時の写真を指差して祖母や母が嘆いたことがある。なにしろ、井戸水が好きだったようで、裸足(はだし)で飛び出すからである。
 セピア色にくすんだモノクロ写真には、ひだひだフリルのついた木綿の帽子をかぶった幼児が、素足を投げ出して泣いている。その傍らで、困った顔をした、つぶらな瞳の女の子がいる。
 裸足の子が、わたし。困惑顔の子は、いとこのふきちゃんだ。

「マーニャが飛び出した!」
 声を聞きつけた近所のおばさんが、抱えてきてくれたり、なにかと手を焼かせたらしい。
わが家は、旧中仙道に面しており、本町(ほんまち)筋から、杉野町や桃山という地区へ向かうときなど、近所の人がうちの庭を横切ってゆくことが多かった。
「また出てたわよ」。割烹着の似合うふきちゃんのお母さんが、つれてきてくれたこともある。

 マーニャというあだ名は、母のお母さんがつけた。
中国では、娘さんのことを「クーニャン」というが、いとしい娘、愛娘(まなむすめ)のことを「マーニャ」といったようだ。たくさんのおばさんたちの目が、あたたかく幼児を見守ってくれていた。今になると、その事の大きさに気づく。ありがたいことだったなと思う。
 そんなせいか、幼いころは、おばさんや、おばあさんたちの井戸端会議が大好きだった。
「あそこの婆さんはどうした?」「嫁さんは元気か?」。たわいもない話しを聞いているだけだったが、人の気配が嬉しかったのだろう。

 素足の心地よさは、気取らない会話の心地よさかもしれない。それにしても、「三つ子の魂、百までも」。よほど雪が降ったり、氷雨にならない限り、いまだに裸足にミュールである。


言葉の窓  「釣瓶落とし」
釣瓶とは、縄などが付いた桶で、井戸の水を汲むもの。
秋の日の暮れやすいことを、「釣瓶落(つるべおとし)」とも。

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February 26, 2005

「あ」からの始まり――。遊ぶ力

reiko「葦(あし)をはむ雁(がん、あるいはかり)」という言葉を知ったのは、25年ほど前のこと。仕事も恋も頭打ちというような、閉塞感のある状況の中でした。何を読んだのか、この言葉が妙に心に残ったのです。
――渡り鳥の雁は、葦をくちばしにはさみ空を飛ぶ。途中、海や川に葦を浮かべ、そこで一休みする。
 その真偽はさておき、生き物が生き抜くための知恵に、はっとさせられたのでした。私にも葦のようなものがほしい。なにがあるのだろうか?

 誰もが一度や二度、このような思いを抱いたことがあるのではないでしょうか。ところが、私にとっての葦は思いもかけないところから降ってきました。

「踊ってみない?」
 ニューヨーク住まいを終え、東京で活動を始めたばかりの舞踊家・シャクティ。ある雑誌の美容と健康の取材を終え、帰途につこうとしているとき、彼女のこの一言が、葦を探す身に矢のような勢いで刺さりました。
「心とからだの一致だね」。京都生まれで日印混血のその人は、京弁と英語がまじった不思議なイントネーションでほほえみかけてきました。
 胸も腰もたっぷりと、S字カーブのくっきりした魅惑的なダンサーは、オーラをいっぱい放っていました。まばゆいばかり。オーラに見放されたような気分の者には、ちょっとキツイ輝きでした。本当は一刻も早く、その場を去り、ひとりになりたかったのです。実は、30分も取材に遅れてしまった負い目もありました。

 3日後、彼女のもとに電話を入れました。「やってみます。踊りを習ってみます」と。負い目から言ったわけではありません。取材時間に遅れ、息せき切って待ち合わせ場所に飛び込もうとしたとき、彼女の後ろ姿にハッとしたからです。背中を丸めるでもなく、ぴんと張るでもなく、ほどのよい背骨のラインに惚れ惚れしたのです。
 つまり、彼女の脊髄(せきずい)に感じ入ったのです。
「この人なら教えを請うてもいいかも」。それから、25年ちかくの時が過ぎました。

 後になって、このことをシャクティに話したことがあります。からからからと笑われてしまいました。
「クロスワードパズルに夢中になっていただけよ」。


★言葉の窓/「葦」  『広辞苑(第二版)』をひいてみた。
 イネ科の多年草。各地の水辺に自生と記述されている。すだれの原料、葦(よし)としても知られる。
広辞苑では「葦をはむ雁」ではなく、「葦をふくむ雁」となっていた。
その後に、「雁風呂」という言葉も。 
浜辺の木で風呂をわかしたこと。青森県外が浜で雁を供養した風習とある。

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